栄養問題解決に向けたお客さまの想いを、
ユーグレナ入りクッキーを通じて
バングラデシュの子どもたちに
バングラデシュ人民共和国は、南アジア(インドの東側)に位置する人口約1.6億人の低中所得国*1です。このバングラデシュが抱える問題の一つが、子どもたちの栄養問題です。バングラデシュでは、5歳以下の子どもの半分が貧血状態*2にあり、また、ビタミンA、B12、鉄分、亜鉛等が不足しがちで、5歳以下の子どもの36%、約550万人が発育不全状態に陥っています*3。
ユーグレナ社の創業のきっかけは、社長の出雲が学生時代に訪れたバングラデシュで、必要な栄養素が足りず栄養失調となっている子どもたちを目の当たりにしたことでした。「なんとか彼らが、健康に生活できるような栄養源をみつけたい」・・・そんな思いで、日本に戻った出雲が出会ったのが、豊富な栄養素をバランスよく持つ微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)でした。
ユーグレナ社は、この創業理念の地であるバングラデシュの子どもたちの栄養問題解決を目指して、2014年4月に「ユーグレナGENKIプログラム」を開始しました。
- *1Data for Lower middle income, Bangladesh (世界銀行)
- *2BANGLADESH National Anemia Profile (2015), Khan et al. (2016)
- *3WFP Bangladesh Country Brief December 2017
お客さまからの売上の一部で、
バングラデシュの子どもたちに
栄養豊富なユーグレナクッキーを届けます
「ユーグレナGENKIプログラム」では、豊富な栄養素を持つユーグレナ入りクッキーを、バングラデシュの子どもたちに無償で配布しています。プログラムで配布する1食分のユーグレナクッキーは6枚。この1食で、バングラデシュの子どもたちに特に不足している栄養素1日分を提供できます。
「ユーグレナGENKIプログラム」の活動は、プログラム対象商品をお買い上げいただいた際の売上の一部を協賛金として充てることで運営しております*4。プログラム対象商品はユーグレナ社およびユーグレナ・グループ各社の全商品(食品・化粧品など)*5、ならびにパートナー企業の指定商品*6です。お客さまは、これらの商品をお買い上げいただくことで「ユーグレナGENKIプログラム」に参加し、バングラデシュの子どもたちの栄養改善を目指す活動を応援することができます。
-
対象商品記載ロゴ*7
-
お客さまが
対象商品を購入
-
ユーグレナ入り
クッキーを製造
-
バングラデシュの
子どもたちに配布
- *4このほか2017年9月より、一部の小学校の子どもたちに関して、現地のNGOや学校の方々にユーグレナクッキー1袋あたり4円をご支援いただいています。
- *5ユーグレナ社の連結売上高に比例して協賛金を拠出しております。
- *6プログラムのロゴが記載された商品の販売につき1個あたり10円の協賛金を拠出いただいております。
- *7ユーグレナ・グループの商品は、ロゴの記載有無に関わらず、全てプログラム対象商品となります。
※動画内の情報は動画制作当時(2019年)の情報となります。
ユーグレナGENKIプログラムの歩み
「ユーグレナGENKIプログラム」は、2014年4月の開始以来、多くのお客さまからの支援により活動規模を拡大しております。2022年12月時点で、95校、約1万人の子どもたちに、平均週5日のユーグレナ入りクッキーを配布しており、配布数は累計1,500万食を突破しました。
1日当たりクッキー
配布生徒数(人)
2022年12月末時点
累計クッキー
配布数(万食)
2022年12月末時点
- ※GENKIプログラムは2014年4月に開始したため、ユーグレナクッキーの配布数の集計期間は毎年4月~翌年3月の1年間で運用してきました。しかし、2019年度分より当社の会計年度にあわせ、配布数の集計期間を前年10月~当年9月の1年間に変更しております。
- ※2021年8月26日付で決算期(事業年度の末日)を毎年9月30日から12月31日に変更するための定款一部変更を 行っており、決算期変更の経過期間となる当期は2020年10月1日から2021年12月31日までの15カ月間の変則決 算となります。そのため、GENKIプログラムも2020年10月1日から2021年12月31日までの活動期となります。
- ※2021年度は、新型コロナウイルス感染症によるロックダウン(都市封鎖)の影響で学校が約1年半休校になったため、1日当たりクッキー配布生徒数が大きく減少しています
また、子どもたちの栄養改善のため、クッキー配布の他に以下の活動も行っています。
- 食育
-

ユーグレナクッキーに含まれる栄養素、
毎日摂取する目的を説明
- 衛生教育
-

正しい手洗いの仕方を説明
プログラム開始以降の主な変遷は以下の通りです
- 2014年4月
パートナー企業3社とともにプログラムを開始
ダッカの小学校5校、約2,000人のスラム地域に住む子どもたちを対象に、ユーグレナクッキーの無償配布を開始
アンテナ社、エポラ社*8、ユーグレナ・アート社*8の3社がパートナー企業としてプログラムに参加

- 2014年10月
新たなパートナー企業が参加
ソシエ・ワールド社が新たにプログラムに参加
- 2016年4月
血液検査・身体測定の開始
プログラムの効果測定を行うため、血液検査・身体測定を開始
- 2017年9月
現地でのパートナー拡大
プログラムの活動内容に賛同頂いた現地のNGOや小学校に、クッキー1袋当たり4円を支援いただく運営モデルを開始
- 2017年12月
ロヒンギャ難民への食糧支援
ロヒンギャ難民へ特製ユーグレナクッキー20万食を配布
ダッカ郊外へプログラムの拡大を開始
- 2019年4月
5周年を機にプログラム対象商品を拡大
対象商品をユーグレナ・グループ全商品に拡大
-
新たなパートナー企業が参加
マルサンヘルスサービス株式会社が新たにプログラムに参加
- 2020年6月
新たな パートナー企業が参加
株式会社BICホールディングスが新たにプログラムに参加
- 2020年7月
新たな パートナー企業が参加
テクノエイト株式会社が新たにプログラムに参加
- 2021年2月
新たな パートナー企業が参加
ネクストミーツ株式会社が新たにプログラムに参加
- 2022年1月
新たな パートナー企業が参加
株式会社ナチュラリープラス、UNIVA Marketing Limited、有限会社メンオ―サービスシステムズが新たにプログラムに参加
- 2022年6月
新たな パートナー企業が参加
一般社団法人 山田家、株式会社アプライズが新たにプログラムに参加
- *8現在はユーグレナ・グループの一員としてプログラムに参加
ユーグレナGENKIプログラム活動レポート
バングラデシュでの活動内容を、毎月ご報告しています。是非、ご一読ください。
レポート一覧を観る
持続可能な開発目標(SDGs)
持続可能な開発目標(SDGs)
ユーグレナ社は、「ユーグレナGENKIプログラム」を通じて、SDGs(持続可能な開発目標)*9のうち「GOAL1:貧困をなくそう」「GOAL2:飢餓をゼロに」への貢献に取り組みます。当社の経営理念である「人と地球を健康にする」の実現をめざし、今後もミドリムシ入り食品の普及による栄養問題の改善や研究開発を進めてまいります。

- *92015 年 9 月に国連本部が持続可能な社会を作ることを目指して掲げた 2016 年から 2030 年まで の世界共通目標。
ユーグレナ・グループおよびパートナー企業の商品をお買い上げ頂いた全てのお客さまに、プログラムへのご理解、ご協力を感謝申し上げます。