社会

Social

人権マネジメント

基本的な考え方

私たちユーグレナは、持続的な事業成長にはダイバーシティ&インクルージョンが欠かせないものであると考えており、人権尊重を事業継続のための基盤の一つと位置づけ、経営上の重要課題として取り組みます。

「世界人権章典(世界人権宣言、「経済的、社会的、文化的権利に関する国際規約」、「市民的、政治的権利に関する国際規約」)」、国際労働機関の「労働における基本的原則および権利に関する宣言」、国連グローバル・コンパクトの10原則、および国連の「ビジネスと人権に関する指導原則」 の趣旨に賛同し、人権の尊重を推進します。

私たちは、人種、宗教、性別、年齢、性的指向、身体障がい、国籍などに基づくあらゆる差別を排除します。一切のハラスメントを容認しません。児童労働 、強制労働を認めません。結社の自由、団体交渉の権利を尊重します。労働安全衛生は最重要であり、労働者の健康と安全を確保します。また、過剰労働時間の削減に取り組み、各国で定められた最低賃金以上の賃金を支払います。基本的人権が守られない国・地域においても、国際的に認められた基本的人権を尊重するための方法を追求していきます。

私たちの事業は、人と地球を健康にすることを目指しています。未来を生きる当事者である子どもに負の影響を与えないことは企業が果たすべき社会的責任であるとの認識のもと、子どもたちが健やかに過ごせるよう「子どもの権利とビジネス原則」を支持し、子どもの権利を尊重します。

私たちユーグレナは、フィロソフィーである「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」の下、世界中の人と地球を健康にするため、グループ一丸となって人権の尊重を推進するとともに、サプライヤーを含むステークホルダーとともに人権を尊重した事業活動を行います。

ダイバーシティ経営の実践

基本的な考え方

ユーグレナでは「多様性をちからに」という行動指針のもと、多様性を受け入れるだけでなく、多様性を力に変えていくことが大事だと考えています。上記の行動指針のもと、差別やハラスメントを防止し、雇用、研修、昇進における一切の差別を容認しません。同一の労働に対しジェンダー間で同一の賃金を支払います。このような考え方を実現するため、性別や世代を問わず様々なバックグラウンドを持つ仲間が働きやすい制度を設けています。

ダイバーシティ経営を高める取組み

ダイバーシティを実現するために、下記の制度を導入しています。

  1. 女性をはじめとする子育て世代向け制度
    企業内保育園の設置やモーニングシフト(業務時間の繰り上げ)の導入
    子育て世代の多様な働き方のバックアップを目指した企業内保育園
  2. 信仰する宗教の尊重
    信教の自由を尊重し、就業時間内の礼拝を認めています
  3. 障がいのある従業員向け制度
    フルリモートでの就業
  4. シニア層人材のキャリア支援
    再雇用制度を導入
  5. 未来世代への制度
    国内外の学生へのインターンシップ機会の提供
  6. 外国人向け制度
    外国人メンターの設定(2022年4月~)

CFO(Chief Future Officer)の採用

当社グループでは、未来を担う世代と一緒に、地球環境や栄養問題をはじめとするこれからの地球のさまざまな課題に向き合っていくため、1年間の任期で18歳以下の「CFO(Chief Future Officer:最高未来責任者)」を採用しました。CFOは、サミットメンバーとともに2030年に向けた当社のSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)に関するアクションおよび達成目標の策定に携わります。

チャレンジバック制度

ボランティア、国際協力活動、博士号やMBAの取得等を理由に退職した仲間には、退職後3年以内の復職を認めています(但し、入社3年以上経過していることが条件)。この制度を「チャレンジバック制度」と呼んでおり、仲間の慈善活動への参加やキャリアアップの支援に役立てています。

内部通報制度の設置

当社では、組織的または個人的な不正行為等(法令違反行為、各種不正行為、各種ハラスメント行為、情報漏洩行為、物品/在庫操作行為等を含む)の早期発見と是正を図り、コンプライアンス経営の強化に資することを目的に、それらを発見した場合に連絡・通報することができる内部通報窓口を設置しております。
利用対象者は、ユーグレナグループに所属する、正社員、臨時社員、業務委託者、派遣労働者、退職者及びユーグレナグループの取引先の従業員で、利用方法はご連絡・通報を行うにあたって社内の通報窓口または社外の通報窓口を選ぶことができます。
また、利用にあたって、ホットラインへの相談者、通報者および情報提供者の秘匿性は調査の有無にかかわらず保護され不利益を被ることを防止致します。連絡・通報いただいた内容は、連絡・通報内容を解決するために最小限の範囲の関係者のみで共有し、各関係者には秘密保持義務を課します。
実名通報及び匿名通報のいずれも受け付けておりますが、匿名通報の場合ご利用対象者に該当するかどうかを通報者に確認いたします。

エンゲージメント指数の観測

上記の取り組みを通し「会社の方向性に共感し、働くすべての仲間が成長できる、ワクワクする組織を創る」成果を測るため、四半期ごとにエンプロイーエンゲージメントサーベイを実施しております。各組織の状態を数値データとして可視化し、課題を発見することで組織改善のためのPDCAサイクルを徹底しています。また、定期的な対話の場として、経営陣との座談会、上長と部下との1on1(原則、週1回)を実施しています。

ダイバーシティに関する割合(2021年12月期時点)(単体)

項目 割合(%)
女性の割合 46.3
障がい者雇用割合 3.3
契約社員・派遣社員の割合 16.5
離職率 13.6

従業員の健康と安全

基本的な考え方

ユーグレナグループでは「安全第一」を基本方針とし、「何事もなく毎日笑顔で『ただいま』と家に帰るために」をスローガンに掲げ、グループ社員のみならず、弊社の事業に関わる契約社員、取引先、その他すべての関係者の労働安全衛生を確保するために、継続的な進捗の確認と取り組みの改善に努めます。
また「人と地球を健康にする」をパーパスに掲げるユーグレナグループでは、働く仲間を会社の資本と捉えており、仲間の健康・幸福は、⼈的資本の質向上の⾯からも重要な経営施策であると認識しています。仲間の健康は企業の生産性と創造性の向上につながり、ひいては持続的な成長を通じて社会全体に貢献できると考えています。

体制

ユーグレナグループでは上記方針に基づき、代表取締役を委員長とするグループ安全衛生委員会を設置しています。グループ安全衛生委員会を設置している拠点およびグループ会社に安全衛生委員会の担当者を設置し、四半期ごとに情報共有や報告会を行っております。
四半期ごとに、グループ安全衛生委員会は、安全に関するリスクを把握するため、各拠点およびグループ会社に安全管理活動レポートの提出を義務付けております。また、同委員会では、活動事例や、安全に関する活動をとりまとめし、拠点およびグループ会社間に水平展開し、共有しております。
さらに、年に1回ヒヤリハット事項を共有したり、半期ごとにベストプラクティス賞を表彰したりすることで、労働安全衛生の水準向上に努めております。労働災害事故が発生した場合には、各拠点およびグループ会社の安全衛生責任者が所定の様式により、グループ安全衛生委員会に報告をすることを定めています。その後、労働災害事故について原因調査および再発防止策を策定するため、グループ安全衛生委員長は、事故調査委員会を設置することができます。これらの取り組みを通して、既存の事業の労働安全衛生を定期的にリスク評価し、継続的に改善することで、事故の予防に努めています。

※重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例のこと

目標

2022~24年度の3か年で目標を定め、そのグループ全体での休業災害0件とすることです。2021年度の労働災害件数は、0件でした。また、当社の労働災害度数率は、日本全産業平均や化学品産業平均の度数率度数率と比較して、レベルの高い状況を維持しています。引続き、この労働災害0件という目標を達成するため、具体的な取り組みテーマとして以下を設定しております。

  1. グループ安全基本方針の周知徹底
  2. 労働安全マネジメント活動リーダー育成継続
  3. 仲間の安全衛生意識向上
  4. 新型コロナウイルス感染症対策、テレワーク環境対策

取り組み

【長時間労働の削減】
従業員の心身の健康を維持し、モチベーション高く業務に取り組むことができるように、長時間労働を削減し、ワークライフバランスを実現する取り組みを実施しています。
・テレワーク勤務
・モーニングシフト
・ナイトシフト
・長時間労働へのアラート発信
・定時退社の促進
・休暇取得の推進

各拠点に時間外労働休日労働に関する協定を設置しています。従業員の時間外労働は月ごとにモニタリングを行っています。また、労働環境改善のための対話の場として、各事業所に従業員代表を選出し、労使協定の締結や就業規則の制定および改定等の際に意見陳述をしています。
テレワークは新型コロナウイルス感染拡大の影響から導入を開始し、今後も継続して活用していく予定です。テレワークの導入に伴い在宅勤務手当の新設や福利厚生プランを利用しテレワークの環境整備に必要な備品(机、椅子、モニタ等)の購入が可能となっており、テレワーク環境下でも快適な労働環境を提供出来るような制度設計にしています。
また、ライフステージによって多様な働き方ができるよう、始業時間を30分単位で最大2時間まで繰り上げることができるモーニングシフトや、業務内容(顧客都合で業務時間外に商談を行う場合など)にあわせて始業時間を12時に変更できるナイトシフトを採用しています。

【健康診断】
毎年、すべての働く仲間に対して健康診断を実施しています。2021年の従業員の健康診断受診率は100%でした。

【新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の職域接種・特別休暇の付与】
新型コロナウイルス感染症拡大防止策の一環として、全従業員(以下「仲間※」)を対象に、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に伴う特別休暇を付与しました。仲間が安心してワクチン接種できる環境を目指します。

人材マネジメント

基本的な考え方

当社グループは、ユーグレナ・フィロソフィーである「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」の実現を目指すため、フィロソフィーに共感し、その実現を一緒に目指す社員を「ユーグリー」と定義し、その教育・育成に取り組んでいます。

人材マネジメントを高める取り組み

ユーグレナグループでは、「会社の成長」と「自身の成長(自己啓発)」を両立していけるよう、制度を大きく3つのカテゴリに分け、人材育成施策を展開していきます。また、これらの研修はクラウド上にアップロードされ、入社時期や拠点を問わず閲覧が可能です。

  1. ユーグリーとしての知識、能力を高める
    ユーグレナグループで働く仲間としてのパフォーマンスを高める支援として、「会社の歴史、素材、組織理解講座」、「コンプライアンス研修」および「マネジメント研修」等を実施しています。
  2. ビジネスパーソンとしての知識・能力を高める
    どこででも通用するビジネスパーソンとして活躍できるよう、ビジネススキル向上のための自己啓発(または能力開発)研修を実施しています。
  3. 成長し合う風土の形成
    相互に学び合う勉強会の運営支援※1や社外ゲスト講演会※2の実施を積極的に行っています。
【主な研修内容および制度】

分類

内容

主な研修

オンボーディング研修

•新たに仲間入りしたメンバーが会社や理念に対して深い理解をし、スピーディに成果を上げやすい状態に高めていくための支援を実施

コンプライアンス研修

•ユーグレナグループの仲間として守るべき、ハラスメント、情報セキュリティ、インサイダー等の必須研修を実施

昇格時研修

•昇格時に、昇格した役割等級毎の求められる期待役割に基づき、求められる意識変容や行動変容を伝え、高めていく支援を実施

•新任管理者には、管理職として求められる役割や業務を伝えるとともに、当該役割を担う支援を実施

マネジメント研修

•ユーグレナグループの方針に基づいて、組織の方針を策定し、仲間を支援、育成しながら、組織としてのパフォーマンスを向上させていくために必要な知識、スキル、マインド等を伝え、高めていく支援を実施

新入仲間研修

/フォローアップ研修

•学生から社会人に変わる上で、必要な知識やスキル、マインド等を伝え、社会人として良いスタートを切る土台を構築

•社会人3年間を通じて、適切なレベルへ昇格できるように自身の成長度合いを振り返る機会を提供し、成長の支援を実施

スキル研修

•問題解決力、コミュニケーション、ドキュメンテーション、マーケティング、デジタルマーケティング、会計に関するスキル研修を実施(随時研修を追加予定)

勉強会支援

•勉強会運営や教材費等の支援を実施

福利厚生ポイントでの支援

•スキルアップのための書籍購入、講習受講、資格取得のための費用を支援を実施

会社推奨プランの補助

•外部講習に関し、個人負担を軽くして利用ができる「会社推奨プラン」を設置

  • ※1 共通する課題を持った仲間が集まり、相互に学び合いながら切磋琢磨して成長していく場や勉強会が多く組織内に生まれていくよう、勉強会運営や教材費等の支援を実施
  • ※2 詳細は「関連リンク」をご覧ください。

食の安全と品質の徹底(品質保証)

基本的な考え方

当社グループでは、商品供給において善良かつ公正な品質保証を行い、お客さまの便益と安全性を確保するために品質保証方針を定めています。当社グループの商品に安心・安全にご満足いただくことを事業活動の最大の目的の一つと捉えております。
同方針では、お客さまが期待する機能を備えた製品を供給し続けるために、有用性、安全性、安心感、納得感、信頼感などを担保すべき製品の品質として規定するとともに、科学的知見に基づく「確かさ」を確認することを重視しています。また、正確で誠実なコミュニケーションを図りながら、お客さまからの期待に応え続けられるよう、継続的な改善を行いながら品質保証体制を維持してまいります。

食の安全と品質の徹底を高める取り組み

取組事例「FSSC 22000(食品安全)」認証の取得

2015年11月、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の粉末やクロレラ粉末の生産・製造を実施している当社グループの八重山殖産が、食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」認証を取得しました。

※FSSC22000:世界的な食品メーカーと食品流通業が中心となって設立した“GFSI(グローバル・フード・セーフティ・イニシアチブ)”が承認した、食品安全マネジメントの国際認証規格です。食品安全に関するマネジメントシステム規格「ISO22000」をベースに、食品製造に関する一般的衛生管理の基準であるPAS220「食品製造における食品安全のための前提条件プログラム」などが盛り込まれています。

取組事例ハラール認証・コーシャー認証の取得

ユーグレナとクロレラは、マレーシア政府ハラール認証機関(JAKIM)の承認を受けている日本のハラール認証機関(宗教法人日本ムスリム協会)よりハラール認証も取得しています。これにより、バングラデシュの子どもたちに安心して食べてもらえるユーグレナ入りクッキーを届けることが可能になりました。

イスラム法の定めに則ったことを示すハラール認証
イスラム法の定めに則ったことを示すハラール認証

※ハラール認証:イスラム教では豚やアルコールを食用にすることを禁じており、「イスラム教の定める適正な方法で処理された食品である」ことを証明した食品に対し外装に認証マークを表示しています。ハラール認証とはこの認証を指します。

また、八重山殖産にて生産するユーグレナとクロレラは、ユダヤ教の食べ物に関する定めに合致したことを証明するコーシャー認証も取得しています。

ユダヤ教の定めに則ったことを示すコーシャー認証
ユダヤ教の定めに則ったことを示すコーシャー認証

※コーシャー認証:kosher(コーシャー)とは、ユダヤ教のうち、食べ物に関する定め(律法)に合致した作り方をしたものを言い、ヘブライ語で「ふさわしい」「適正な」という意味です。

取組事例お客さまの声による商品づくり~「開けやすい」ボトルの品質見直し~

oneパワーリフティングクリームについて、お客さまより「キャップが固い」とのお申し出を頂きました。
そこで、生産時にキャップを締め付ける力を調整し、お申し出を受ける前より「開けにくくない」適正な力に見直し変更いたしました。お客さまにとってよりお使い頂きやすく、また内容物の漏れなどが発生しないよう、ラインテストで安定生産が可能かどうかを確認しています。今後も、お客さまの声を重視し、ご要望に基づいた商品供給を進めてまいります。

one パワーリフティングクリーム(2019年当時の商品容器)

サステナブル調達

基本的な考え方

私たちユーグレナの事業は多くのサプライヤーの皆様に支えられて成り立っています。私たちは、サプライヤーの皆様を重要なビジネスパートナーとして認識し、信頼関係を構築し、共に発展していくことを目指しています。

私たちは、経営理念「人と地球を健康にする」の考えのもと、「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーとして掲げ、事業活動を行っています。その実現のためには、サプライヤーの皆様と理念を共有し、サプライチェーン全体で社会からの期待に応えていく必要があります。

上記の認識のもと、私たちユーグレナは、人権と環境の考え方を基本とし、法令を遵守し、公正かつ社会や環境に配慮したサステナブル調達の推進を、サプライチェーン全体で取り組んでいきます。

  1. 公平公正な取引
    お取引先の選定は、公平・公正で自由な競争の原則に基づき、価格・品質・納期・安定供給力・技術力・信頼性等の観点から公正な評価に基づいて行います。
  2. 相互信頼を基盤とした協力関係
    信義・誠実の原則を守り、共存共栄の理念のもとに、お取引先との相互協力関係を築く努力をします。お取引上知り得た情報は、 許可なく第三者に開示しません。
  3. 法令、社会規範の遵守
    各国の諸法規を遵守し、企業倫理、社会規範に則った取引を行います。
  4. 環境への配慮
    環境汚染を防止し、地球環境保全、持続可能な社会の実現に貢献するため、お取引先にはユーグレナの「環境の考え方」をご理解いただき、下記の取り組みを求めていきます。
    • 省エネルギー、温室効果ガス排出量の削減
    • 水使用量の削減
    • 生物多様性の保全
    • 排水、排気の適切な管理及び発生量の削減
    • 廃棄物発生量の削減
    • 資源の持続可能で効率的な使用
  5. 人権への配慮
    人権に配慮し、健全な社会の実現に貢献するため、お取引先にはユーグレナの「人権の考え方」をご理解いただき、下記の取り組みを求めていきます。
    • 人種、宗教、性別、年齢、性的指向、身体障がい、国籍などに基づくあらゆる差別を排除し、ハラスメントを容認しない
    • 児童労働、強制労働を認めない
    • 結社の自由、団体交渉の権利を尊重する
    • 過剰労働時間を削減し、最低賃金以上の賃金を支払う
    • 健康的で安全な労働環境を整備する
    • 上記の基本的人権が守られない国、地域においても、国際的に認められたこれらの基本的人権を尊重するための方法を追求する
  6. 動物福祉
    動物の飼育や加工行うお取引先、実験動物を扱うお取引先は、動物福祉に関する法令を遵守し、適切に扱うことを求めていきます。動物実験は科学的に妥当でない場合は行わず、できる限り代替法を採用し、使用数の削減、痛みやストレスを最小限に抑えるようお願いします。

サステナビリティ調達を高める取り組み

当社グループは、安心・安全な製品を末永くお客様にお届けするためには、環境や社会に配慮した持続可能な調達が重要課題の一つと捉えています。これを実現するため、当社グループは、主要な原材料であるユーグレナやクロレラにおいて、持続可能な生産体制を構築するだけでなく、製品をお届けする際の梱包材や印刷物を含めたサプライチェーン全体において取り組みを進めています。
サステナビリティ調達をより効果的に推進していくためには、食品・化粧品の原材料や容器製造に係る業界内外のステークホルダーとの連携がますます重要になっていくと認識しており、今後取り組みを進めてまいります。

取組事例印刷物や商品パッケージにおける環境配慮

持続可能な原材料供給実現のため、当社グループのお客様にお届けするリーフレットに使用する紙はFSC認証紙に、販促物や輸送箱に使用するインクを植物由来のものやフレキソインクに変更いたしました。

※FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)認証:木材を生産する世界の森林と、その森林から切り出された木材の流通や加工のプロセスを認証する。

コミュニティとの共生

基本的な考え方

「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」というユーグレナ・フィロソフィーの実現を目指す当社にとって、地域コミュニティへの貢献は、持続可能な事業活動を行うためにも欠かせない要素であると考えております。ユーグレナ社の創業のきっかけは、社長の出雲が学生時代に訪れたバングラデシュで、必要な栄養素が足りず栄養失調となっている子どもたちを目の当たりにしたことでした。また、沖縄県石垣島は世界で初めてユーグレナの食用屋外大量培養 に成功した土地であり、現在も主要な生産拠点として事業活動を行っています。
当社は、「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」に基づき、事業と関連する地域への投資を実施します。特に「貧困問題の解決」「地域の発展」を重点分野とし、様々な形で地域コミュニティへの投資を行い、地域の更なる発展を支援していきます。

コミュニティとの共生に関する具体的な取り組み

【バングラデシュ:貧困問題の解決】
子どもたちに豊富な栄養素を持つ微細藻類ユーグレナ入りクッキーを無償で配布
創業のきっかけであるバングラデシュの子どもたちの栄養問題解決を目指して、2014年4月から「ユーグレナGENKIプログラム」を開始。クッキーの配布数は1,200万食を超えました。(2021年9月末時点)

【沖縄県石垣島:地域の発展】

取組事例「ユーグレナモール」のネーミングライツ

石垣島にある日本最南端の商店街のネーミングライツ(施設命名権)を取得し、2010年3月14日より「ユーグレナモール」として運営、地域活性化および地域振興活動に取り組んでいます。

取組事例「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」のネーミングライツ

ネーミングライツの取得により八重山諸島の陸の玄関口である離島ターミナルは、2018年4月に「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」と名称変更しました。「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」は国内や台湾、中国などからの観光客が多く利用しているほか、八重山地域の住民にとっても重要なライフラインとなっており、年間200万人以上の利用実績があります。ネーミングライツの取得を通じて、八重山地域の地域振興活動およびターミナル利用者へのサービス向上に取り組んでいます。

取組事例石垣島マラソン

日本最南端の市民マラソン「石垣島マラソン」を支援しています。

取組事例「美島商娘」プロジェクト

八重山商工高校と石垣市中央商店街振興組合(ユーグレナモール)との共同プロジェクトである「美島商娘」プロジェクトを支援しています。石垣島の特産品とユーグレナを使用した製品開発に取り組んでいます。

その他、石垣島で「みーふぁいゆープロジェクト」を実施しております。「みーふぁいゆー」とは、石垣島の方言で「ありがとう」の意味です。詳細は関連リンクをご覧ください。

【沖縄県での活動】

コミュニティ投資の取組

インパクト評価

沖縄バスケユーグレナカップ

毎年夏に開催しており、2019年に8回目を迎えた

2019年の動員実績は5,328名

(なお2020年、2021年は新型コロナウイルス感染症拡大により中止)

八重山殖産のグループ化による
石垣島の雇用確保

八重山殖産の社員数38名

(2021年12月末時点)

ユーグレナ竹富エビ養殖のグループ化による
竹富島の雇用確保

ユーグレナ竹富エビ養殖の社員数13名

(2021年12月末時点)

※ 役員、従業員、契約社員、アルバイト、派遣の合計

現地雇用

「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」というユーグレナ・フィロソフィーの実現を目指す当社にとって、事業活動を行う地域・国の持続可能な発展へ貢献は必須であるとの考えのもと、現地雇用や現地調達を進めることで、地域の更なる発展に努めていきます。

取組事例バングラデシュの雇用創出

バングラデシュは当社の創業とかかわりが深く、現在も現地での事業活動を行っています。バングラデシュでは、都市部と農村部の経済格差が広がっており、零細農家の所得向上が社会的課題の一つとなっております。また、ミャンマーに住むイスラム系少数民族のロヒンギャ族が「不法移民」として数々の差別や迫害を受け、多くのロヒンギャ族が国を捨てて隣国のバングラデシュに難民として流入しており、難民キャンプの人道支援も大きな課題となっております。
バングラデシュの零細農家やロヒンギャ難民が抱える社会問題を解決するために、以下のような事業を率先して継続、拡大することとしました。

  • 緑豆を始めとする農産物栽培に関する契約農家を2020年の2,000人から2022年には7,000人に増やし、それによりロヒンギャ難民への食料供給を2020年の100万人分から2022年には500万人分に増やすことを目指します。
  • 現地の農産物の生産性向上とコスト削減のため、選別や加工に関する技術指導や設備投資を実施する予定であり、地元農家の自立を目指し、長期的かつ継続的に支援します。
  • 現在、当社のバングラデシュにおける事業活動は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で制限されていますが、日本政府機関や国連機関、現地の関係者と協力し、当社のノウハウや経験を活用することで、官民連携の理想的なロールモデルとして、新型コロナウイルス感染症拡大の問題を乗り越え、当社の事業活動の普遍化を目指します。

また当社は、国連世界食糧計画(WFP)と事業連携に関する覚書を締結し、グラミンユーグレナがバングラデシュ共和国にて行う緑豆栽培事業「緑豆プロジェクト」を通じて、バングラデシュ小規模農家の生計向上支援、およびロヒンギャ難民への食料支援推進を目指します。なお、この取り組みは日本企業として初めてとなります。

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