緑豆プロジェクト
バングラデシュは国民の大半が農民という農業国にもかかわらず、地方の農村と農民に貧困が多く見受けられています。彼らの生活水準を改善するためにバングラデシュでは現在、農村での雇用の創出と、住民への栄養価の高い食料の提供が急務となっています。
また日本では国内で消費する「もやし」の原料として欠かせない緑豆。現在、その100%を海外からの輸入に依存しています。また、そのうちの大部分を中国産が占めており、近年の世界的な食料価格高騰により、他の穀物同様、緑豆も大幅な価格上昇に見舞われています。
そこで私たちが取り組むのが緑豆。グラミンユーグレナがそのビジネスの第一歩として取り組む「緑豆プロジェクト」は、バングラデシュの農民が育て、栄養価の高い食材として現地で食されている緑豆の生産性を日本の技術で安定的に向上させ、同国内で販売するだけでなく、日本に供給しようというプロジェクトです。
貧困解消と、食料供給の安定化のために。バングラデシュと日本がそれぞれに持つ、それぞれの弱みを緑豆の栽培、販売を通じて、互いの強みに変えていく。そしてそれぞれの国の人々の暮らしを改善する。それがグラミンユーグレナ「緑豆プロジェクト」の狙いです。