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微細藻類ユーグレナとは?What is Euglena?

僕らの相棒、ユーグレナ。

微細藻類ユーグレナ
(和名:ミドリムシ)は、
未来を良くする可能性がいっぱい。
温暖な気候の沖縄県石垣島で
育てられています。
明るい未来をつくるため、
日々研究が進んでいます。

  • ワカメや昆布と同じ藻の仲間です
  • 鞭毛を使い動くことができ、
    動物と植物の両方の性質を持ちます
  • 二酸化炭素を吸って酸素を吐き出す、
    光合成によって成長します

ユーグレナの更なる可能性

無限大の可能性をもつ微細藻類ユーグレナ。食品だけでなく、バイオ燃料や飼料、肥料、バイオマスプラスチックと多岐にわたり研究が進んでいます。ユーグレナは残渣まで活用でき、とってもサステナブル。私たちの生活に欠かせない存在となる未来は、もうすぐそこまできています。

撮影:青山学院大学 福岡伸一教授

そして、微細藻類ユーグレナは、他の生物にはない特有成分パラミロンを多く含んでいます。それはキノコなどに多く含まれるβ-グルカンの一種。食物繊維であるパラミロンは、健康への応用が期待され、多くの学者や専門家が研究を進めている注目の成分です。

食品・サプリメント

ビタミン13 種、ミネラル 9 種、アミノ酸 19 種、 DHA や EPA などの不飽和脂肪酸 12 種、他にも食物繊維の一種であるパラミロンなど合わせて、全部で 59 種類もの栄養素がバランスよく含まれている微細藻類ユーグレナ。
しかし、ユーグレナは食物連鎖の最下層に位置し、他の生物にすぐに捕食されてしまうため、培養することが困難でした。それでも、 2005 年についにユーグレナ社が食用屋外大量培養に成功したため、今では私たちの健康も支えてくれる存在へとなったのです。

バイオ燃料

培養方法によって、体内により多くの良質な油を作ることができる微細藻類ユーグレナ。この油を抽出し、製造過程を経て、バイオ燃料へ。今後の大量生産に向け、現在でもすでにユーグレナを原料の一部としたバイオ燃料「サステオ」が、日本各地でバスやフェリー、飛行機など陸海空すべてのモビリティに導入されています。
ユーグレナは培養時に農地を必要としないため農作物や土地との競合性が低く、かつ、光合成で成長するので化石燃料を消費して排出される二酸化炭素を吸収して育ち、炭素循環型社会を構築することができる可能性があるのです。

飼料

59種類の豊富な栄養素という特徴が、飼料開発の可能性にもつながっている微細藻類ユーグレナ。飼料に活用することで、味や品質が向上することが研究により明らかになってきています。また、ユーグレナを活用することで飼料に使用されるタンパク質源を多様化することができます。そして、食糧と競合しないユーグレナは、持続可能な原料としても有効です。普段皆さんが口にする食べ物のうまみにもユーグレナの力が備わっているのです。

培養土・肥料

バイオ燃料の製造過程から出る残渣を活用した有機液肥や培養土の可能性がある微細藻類ユーグレナ。残渣だけでなくユーグレナが配合された有機化成肥料も開発されています。
ユーグレナの使用により、収穫量の増加や収穫後の作物鮮度の低下を抑制する可能性が示唆されており、今後ますます農業分野における更なる利活用や機能の追求に関する研究がすすめられています。

バイオマスプラスチック

特有成分パラミロンを使用したバイオマスプラスチック「パラレジン®」の開発も進められている微細藻類ユーグレナ。すでに開発に成功しており、100%石油由来プラスチック製品に比べ、強度があることも実験結果で分かっています。ほかにもバイオマスプラスチックの開発は、海洋プラスチックごみ等、社会問題解決の一助になり、海の生態系を守りながら、私たちの生活にも便利さを届けてくれるのです。

ユーグレナは栄養豊富

動物と植物の両方の性質を備えている微細藻類ユーグレナ。ビタミン、ミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸など、実に59種類もの栄養素が含まれています。また、成人の必須アミノ酸すべて(9種類)がバランスよく含まれており、人間が生きていくために必要な栄養素の多くを、ユーグレナは含んでいるといっても過言ではないのです。

石垣島ユーグレナ10億個(約1000mg)に
含まれる栄養素を
他の食材にたとえると
こんなにもたくさん!

細胞壁の有無

植物と動物、両方の性質がある微細藻類ユーグレナ。吸収を妨げる細胞壁をもたないため、93.1%という高い消化率を誇ります。

ユーグレナ社の考える健康

私たちは現代人が抱える健康不安は1つの要因ではなく、複合的な要因によって生じていることに着目しました。特に、「栄養不足」「疲労」「免疫力低下」は、相互に影響を及ぼしあい、図のように連鎖的に体調の悪化を招いてしまいます。持続的な健康を目指すためには、部分的な対症療法ではなく、「栄養不足」「疲労」「免疫力低下」のすべてにアプローチすることが重要です。石垣島ユーグレナは、現代人が抱えるこれら全ての健康不安に立ち向かうべく、日々研究に取り組んでいます。

ユーグレナはサステナブル

光合成による環境負荷の低減

微細藻類ユーグレナは光合成により成長、増殖します。光合成を行うということは、二酸化炭素を炭水化物等に固定化して酸素をつくるということです。この生産効率がほかの植物と比べても、ユーグレナは非常に優れています。
この二酸化炭素の固定能力の高さが、地球温暖化対策にとても有望であると期待されています。

世界で初めてASC-MSC海藻(藻類)認証を取得

ユーグレナ社で取り扱う石垣島ユーグレナは、「ASC-MSC 海藻(藻類)認証」を世界で初めて取得しました。ASC認証は、環境と社会に配慮した責任ある養殖方法で生産された水産物を対象とする国際認証制度、MSC認証は、持続可能で環境に配慮した漁業で獲られた水産物を対象とする国際認証制度のことです。
沖縄県石垣島の美しい自然の中で育てられた石垣島ユーグレナは、持続可能性に配慮された食材なのです。

バングラデシュの子どもたちの栄養問題解決に貢献

バングラデシュでは、5歳以下の子どもの半分が貧血状態にあり、また、ビタミンA、B12、鉄分、亜鉛等が不足しがちで、5歳以下の子どもの36%、約550万人が発育不全状態に陥っています。ユーグレナ社ではバングラデシュの子どもたちの栄養問題解決を目指して、お客さまからの売上の一部で、バングラデシュの子どもたちに栄養豊富なユーグレナクッキーを届けています。
すでに配布数は累計1,500万食を突破。今後も多くのお客さまからの支援により活動規模を拡大してまいります。

地方振興にも貢献

微細藻類ユーグレナは、地域振興にも役立てられています。「ユーグレナ石垣ぬちぐすいプロジェクト」では、石垣島を発信源として、沖縄のさらなる地域振興に資するよう、島の特産品として石垣島ユーグレナを用いたメニューや食品の開発を行っています。また秋田県では、秋田今野商店とユーグレナ社が開発した新素材「ミドリ麹」を使って産業振興にも貢献。蒸した国産米に種麹とユーグレナを混ぜ込んで製造される「ミドリ麹」は、発酵文化で知られる「美の国あきた」の魅力につながる新原料として、地域活性へ寄与していきます。

ユーグレナの特徴

約5億年前の太古の地球に
誕生しました!
二酸化炭素を吸って
酸素を吐き出す、
光合成によって成長します
昆布やワカメの仲間です
淡水に生息します。
海水に生息する仲間も
緑色は葉緑体
(クロロフィル)の色です
長さ0.05mm~0.1mm。
幅0.01㎜です
鞭毛で動くことができ、
植物と動物の両方の
性質を持ちます
光合成能力が高く、
二酸化炭素濃度の高い
環境でも元気に
育成します
多くの研究機関で
食料・栄養・気候問題の
解決策として
研究されています

ユーグレナ豆知識ユーグレナにも多様性

ユーグレナ社では、ユーグレナ グラシリスを石垣島で生育しています。単細胞生物のユーグレナは分裂を繰り返して増殖します。つまり、同じ細胞の個体がどんどん増えるので、一見すると「どのユーグレナも同じ」と思われますが、実はユーグレナにもそれぞれに個性があるのです。その一部をご紹介します。

グラシリス
主にサプリメントや食品に使用されることが多いです。食物繊維の一種であるパラミロンを多く含んでいることが特徴です。
ミュータビリス
ミドリムシの中でもとても細長い体をしており、環境適応能力が高い点が特徴です。
サンギニア
トマトの赤い成分、リコペンと同様にカロテノイドの一種であるアスタキサンチンを含有しているため、条件により真っ赤になります。
アジリス
グラシリスに最も近縁なアジリス。しかし、サイズが小さかったり、酸性環境では増殖できないなど、性質は全く異なります。

ユーグレナの歴史

  • 約5億年前

    ユーグレナが誕生
    地球誕生後の原始の地球で初めて誕生した生物のひとつです
  • 1660年代

    オランダのレーウェンフックがユーグレナを発見
    ユーグレナはラテン語で美しい(eu)眼(glena)という意味を持っています
  • 1950年代

    ユーグレナを用いた光合成研究が行われる
    光合成による炭素固定反応であるカルビン・ベンソン回路を解明(1961年 ノーベル化学賞)
  • 1970年代

    宇宙開発視点でのユーグレナ研究が進む
    ユーグレナが太陽光と二酸化炭素で育つことができること、そしてヒトの呼吸で出た二酸化炭素がユーグレナの成長を促し、結果として酸素が得られるという二重のメリットが注目
  • 1990年代

    ユーグレナを使った医療、医療品の開発、二酸化炭素固定などについて研究が進む

  • 2005年12月

    ユーグレナ社が世界初の食用屋外大量培養に成功

  • 2007年

    ユーグレナを活用した食品サプリメントの販売開始

  • 2010年

    ユーグレナを原料としたバイオ燃料製造の研究開始

  • 2020年

    ユーグレナを原料の一部としたバイオディーゼル燃料が完成、供給開始

    パラミロンからつくるバイオプラスチック「パラレジン」の研究を開始

    ユーグレナの農業利用の研究から培養土を作成

  • 2021年

    ユーグレナを原料の一部としたバイオジェット燃料が完成し、飛行に成功

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