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ユーグレナのニュースNews

ニュースリリース

2023.01.11

ユーグレナ社、政府専用機に2度目の国産SAF「サステオ」を給油

株式会社ユーグレナ

 株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充)は、防衛省が運航する政府専用機2機(ボーイング777-300ER)に当社が製造・販売する国産SAF※1「サステオ」※2(以下、「サステオ」)を給油し、同機が1月9日からの岸田文雄内閣総理大臣の欧州および北米訪問にあたり、運航されたことをお知らせします。
 政府専用機にSAFが使用されるのは、2022年11月12日からの岸田文雄内閣総理大臣の2022ASEAN関連首脳会議、G20バリ・サミット、APEC首脳会議出席にあたり運航されたフライトに続き今回が2度目となります。

SAF1

政府専用機にレフューラーからSAF「サステオ」を給油している様子(遠景)

 今回当社が供給した「サステオ」は、原料に使用済みの食用油と微細藻類ユーグレナから抽出されたユーグレナ油脂等を使用し、従来の石油系ジェット燃料と混合した環境負荷の低い燃料で、ASTM D7566規格※3に準拠しています。「サステオ」は、燃料の燃焼段階ではCO2を排出しますが、使用済みの食用油の原材料である植物とユーグレナはどちらも成長過程で光合成によってCO2を吸収するため、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にプラスマイナスゼロとなる、カーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されています。
 今回、羽田空港にて、主機と副機の2機に合計5KLの「サステオ」が給油されました。

SAF2

政府専用機にレフューラーからSAF「サステオ」を給油している様子(近景)

 2021年6月の初フライト実現以降、国産SAF「サステオ」を用いたフライトは今回が12回目となります。

※1 SAFはSustainable Aviation Fuelの略称で、動植物油脂や使用済み食用油等の持続可能な原料により製造された燃料を、従来のジェット燃料に混合したもの。従来のジェット燃料と同等の性質と規格認証されており、CO2排出量の削減効果があります。
※2 当社が製造・販売するバイオ燃料の名称で、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない持続可能性に優れたバイオマス原料からつくられています。また、今回供給されるSAFは、当社が国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募事業である「バイオジェット燃料生産技術開発事業/実証を通じたサプライチェーンモデルの構築、微細藻類基盤技術開発」の採択を受けて製造したものです。
※3 当社が微細藻類や使用済み食用油などの生物系油脂を原料としてBICプロセスにより製造した純バイオジェット燃料は、ASTM International(旧 米国材料試験協会 American Society for Testing and Materials)が定める国際規格であるASTM D7566 Annex 6に準拠しています。

<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナの食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014年よりバングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を継続的に実施。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp

 

― 本件に関するお問い合わせ先 ―
株式会社ユーグレナ コーポレートコミュニケーション課

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