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ユーグレナのニュースNews

ニュースリリース

2022.12.22

ユーグレナ社経営陣と人気作家がタッグを組んだ”SF小説”を発表
サステナビリティをテーマにした文学の新ジャンル
「SF(サステナビリティフィクション)小説」
100年後の「超長期経営空想」に基づく4作品を公開

株式会社ユーグレナ

 株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充、以下「ユーグレナ社」)は、株式会社早川書房(以下「早川書房」)協力のもと、人気作品を多数輩出する作家4名と当社経営陣がコラボレーションし、「経営も、小説も、始まりは空想から。」をコンセプトに”サステナビリティ”をテーマにした文学の新ジャンル「SF(サステナビリティフィクション)小説」4作品を2022年12月22日(木)に特設サイト(https://www.euglena.jp/sf/)にて公開します。
 同時に、「二子玉川 蔦屋家電」(東京都世田谷区)にて2022年12月22日(木)から2023年1月5日(木)までの期間限定で作品を展示します。

■「SF(サステナビリティフィクション)小説」制作の背景
 「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーとして掲げ、事業を通じて世界が抱える社会課題に取り組むユーグレナ社は、真の「サステナビリティ」について考え、何世代も先の未来を予測(空想)し、伝えることを目的に、”サイエンスフィクション”ならぬ”サステナビリティフィクション”としての「SF小説」を創作しました。
 本作品の物語を通して、ユーグレナ社の経営計画やビジョン、そして未来の経営をご体感いただきたいと思っています。

■SF小説作品について
 SF(サイエンスフィクション)小説に知見のある早川書房協力のもと、ユーグレナ社の経営陣4名が「現代ショートショート」の第一人者・田丸雅智氏をはじめとする作家4名とコラボレーション。「超長期経営空想」として、今から100年後、会社は、社会は、どうなっているのかをテーマに、SF(サステナビリティフィクション)小説を創作しました。
 本作品は、ユーグレナ社公式HP内の特設サイトで公開します。また、期間限定で二子玉川 蔦屋家電にてパネル展示のほか、実際に冊子を手に取ってご覧いただけます。このSF(サステナビリティフィクション)小説を通して、ユーグレナ社経営陣それぞれが描く100年後の未来を物語でお楽しみください。

<ユーグレナ社「SF小説 特設サイト」>
公開日:2022年12月22日(木)
特設サイトURL:https://www.euglena.jp/sf/

<作品例> 田丸雅智×出雲充「貧困の博物館」

■作品展示について
 作品およびパネル展示を「二子玉川 蔦屋家電」にて行います。
 「二子玉川 蔦屋家電」は、蔦屋書店を中核とした生活提案型商業施設で、BOOK&CAFEの空間で、家電を通してさまざまなライフスタイルをコンシェルジュたちが提案します。また、家電だけでなく、日々の生活をもっと刺激的にしてくれるインテリアや本、雑貨などを販売するアート&テクノロジーに満ちた注目のスポットです。
期間:2022年12月22日(木)~2023年1月5日(木)
開催場所:二子玉川 蔦屋家電
東京都世田谷区玉川1丁目14-1 二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット
入場料:無料

■SF小説作品の概要
作者:代表取締役社長 出雲 充 × 作家・田丸 雅智
タイトル:「貧困の博物館」
作品概要:貧困が滅んだ世界で、それでも残る「新たな貧困」とは。
ようこそ、未来の博物館へ!ここに展示されているもの、それは、世界から根絶された貧困。目玉は、かつての途上国の暮らしを再現した「貧困体験プログラム」。水も電気も、栄養すらも不十分な世界で、あなたは何を感じ、何を考えますか?先人たちの奮闘の末、SDGsが達成された未来。果たして人は、豊かで健康になったと言えるのか?そして、次に解決すべき課題とは何か?100年先の世界を考え、変えるためのヒントを巡る物語。

作者:取締役代表執行役員CEO 永田 暁彦 × 作家・藤井 太洋
タイトル:「モラトリアム」
作品概要:宇宙は、人類の居場所になれるのか。
人々が宇宙へ移住し、核融合で得られる無限の電力によって、働く必要すらもなくなった未来。翠谷(みどりや)悠里(ゆうり)は、関わっていた月の鉱山が閉山することを知る。地球に行くことを決める仲間の月人(ユエレン)たちをよそに、月に残ることを選んだ悠里は、宇宙空間で素肌を晒して歩く女性を目撃する。彼女は、遺伝子調整と化学工業が生んだ「電気吸い(エレク)」だった……。宇宙という新天地を、人間の生きる場所に変えるための「条件」とは?

作者:執行役員CTO 鈴木 健吾 × 作家・林 譲治
タイトル:「共棲の始まり、そして未来」
作品概要:生命は、存在は、永遠か。
ES(ecosystem sheet)と呼ばれる生態系復活装置を用いて、荒廃地の食料供給計画に従事してきた己龍(きりゅう)ケイン。大規模自然災害により傷ついた地球環境の復興支援を使命に向かった宇宙で、彼は最愛の妻を失ってしまう。その後、ケインは恒星間小惑星宇宙船「遥」の開発へと着手する……。宇宙環境に適応し、不死の領域に到達した人間が夢見た「永遠」とは、何だったのか?

作者:執行役員 バイオインフォマティクス事業担当 高橋 祥子 × 作家・菅 浩江
タイトル:「幸せな長い人生」
作品概要:寿命と記憶の間で揺れる、幸せの定義。
22世紀中盤。科学の発展により、人類の病がほぼ克服されつつある未来。健康寿命が伸びた一方で、記憶の底にある個人のトラウマだけは未だ解消できていなかった。医師である「私」は、そんな辛い過去の記憶をピンポイントで消し去る「積極的健忘治療」を、自らの身体で治験していた。治療から目覚めた「私」は、男との会話を通じ、新たな思いを抱き始める……。寿命と記憶の間で揺れ動く、未来の人間の生き方を問う。

■作家プロフィール ※敬称略
ショートショート作家・田丸 雅智(たまる まさとも)

1987年、愛媛県生まれ。東京大学工学部卒、同大学院工学系研究科修了。現代ショートショートの旗手として執筆活動に加え、「坊っちゃん文学賞」などにおいて審査員長を務める。また、全国各地で創作講座を開催するなど幅広く活動している。著書に『海色の壜』『おとぎカンパニー』など多数。メディア出演に情熱大陸など多数。田丸雅智 公式サイト:http://masatomotamaru.com/

 

 

 

SF作家・藤井 太洋(ふじい たいよう)


1971年奄美大島生まれ。2012年、ソフトウェア会社に勤務する傍ら執筆した長篇『Gene Mapper』を電子書籍で個人出版。Kindle本「小説・文芸部門」で最多販売数を得た同作は、大幅な加筆修正を施した増補完全版『Gene Mapper -full build-』として2013年に商業出版された。翌2014年、第2長篇『オービタル・クラウド』で日本SF大賞を受賞(以上、ハヤカワ文庫JA)。2019年に『ハロー・ワールド』で吉川英治文学新人賞を受賞。

 

 

 

SF作家・林 譲治(はやし じょうじ)


1962年北海道生まれ。1995年『大日本帝国欧州電撃作戦』(共著)で作家デビュー。確かな歴史観に裏打ちされた架空戦記小説で人気を集める。2000年以降は『ウロボロスの波動』『ストリンガーの沈黙』と続く《AADD》シリーズ(ともに早川書房刊)など、科学的アイデアと社会学的文明シミュレーションが融合した作品を次々に発表。2018~2020年のミリタリーSFシリーズ《星系出雲の兵站》(ハヤカワ文庫JA)で日本SF大賞を受賞。

 

 

 

SF作家・菅 浩江(すが ひろえ)


1963年京都府生まれ。高校在学中の1981年、短篇「ブルー・フライト」でデビュー。人間の普遍的な感情をこまやかな筆致で描いたSF、幻想小説で人気を集める。2000年刊行の『永遠の森 博物館惑星』で「ベストSF2000」国内篇第1位、星雲賞、日本推理作家協会賞を受賞、ジャンルを超えて高い評価を得た。2020年刊行のシリーズ第3作『歓喜の歌 博物館惑星Ⅲ』で日本SF大賞を受賞(以上、ハヤカワ文庫JA)。

 

 

 

<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014年より行っている、バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」の対象商品を、継続的に実施。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp

―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナコーポレートコミュニケーション課

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