2020年12月 第16期 定時株主総会

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株主総会

2020年12月 第16期 定時株主総会

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ご質問とその回答

菅政権のカーボンニュートラルに向けた2兆円基金に対する考えと、今後の展望についてのご意見、ご質問
<出雲>
「カーボンリサイクルへの姿勢を評価しているので、引き続き努力してほしい」とのご意見をいただいております、ありがとうございます。

また2020年12月現在、菅政権において、2050年にカーボンニュートラルを目指す目標が発表され、脱炭素に貢献できる設備投資に対して税額補助がなされるほか、今後10年間脱炭素に向けた研究開発に対して政府が手厚いサポートを実施する旨を確認しております。

したがって、我々としては設備投資に対する税額補助制度や今後10年間にわたる脱炭素に向けた研究活動に対する助成には積極的に手をあげて、サポートを受けられるように努力してまいります。

設備投資に関しては、2025年に運転開始を予定しているバイオ燃料の商業プラントにおいて、税額控除の制度を活用できないか検討してまいります。

また、欧米と比較し日本はバイオ燃料などの低炭素に関する事業への補助事業が遅れている認識です。よって、欧米と同等のサポートが得られるように政府へ働きかけていきたいと考えております。

カーボンリサイクルおよび次世代型太陽電池の2つに注目が集まっており、我々も国産バイオ燃料の研究開発企業として、他の技術と一緒になってカーボンニュートラルを実現できるよう努めてまいりますので、ご安心いただければと存じます。
電気自動車や水素自動車と比較した、バイオ燃料の将来性についてのご質問
<出雲>
電気自動車および水素自動車と比較したバイオ燃料のメリットは、主に3つあると考えております。

1つ目に、電気自動車はバッテリーを搭載していますが、現在のバッテリーとバイオ燃料を含む液体燃料を比較すると、液体燃料の方が100倍の体積あたりのエネルギー密度があります。よって、バッテリーで動く電気自動車は長距離・重量物輸送に適するにはまだまだ改善の余地があると考えております。

2つ目に、バイオ燃料は追加のインフラ構築が不要で、既存のインフラを活用できます。水素ステーションを構築するには1か所で1億円程のコストがかかると認識しており、水素自動車を普及するには大変な資金が必要と考えられます。

一方、バイオ燃料は石油由来の燃料と同等の扱いができるため、今あるガソリンスタンドなどの設備をそのまま転用でき、導入コストがかからないことも利点といえるでしょう。

3つ目に、現在の日本の電力はクリーンとは言えないと考えております。例えば、欧州各国においては、ドイツでは自然エネルギー、フランスでは原子力を中心に発電しているため、発電に当たってのCO2排出量が少なく、電気自動車もクリーンであると言えます。一方で、日本は東日本大震災の後、原子力の代わりに火力発電を利用しているため、発電にあたってのCO2排出量が多く、電気自動車であっても一概にクリーンであるかは疑問が残ります。

したがって、バイオ燃料にも十分勝ち目があると考えております。
配当に対する考え方や黒字化のタイミングについてのご意見、ご質問
<出雲>
「株価対策をしっかり行い、会社も株主も笑顔になれるように頑張ってください」とのご意見をいただきました。私出雲は、会社の一番の大株主でもあるため、笑顔になれるよう株価のことを常に念頭に置いて取り組ませていただいております。2021年9月期においては、過去最高売上達成、国産バイオ燃料による有償フライトの実現、およびキューサイとのシナジー創出により非連続な成長を達成し、株主の皆さまに喜んでいただくことが私の使命であると考えており、精力的に取り組んでおりますので、ご安心いただければと存じます。

また、配当についてのご質問ですが、我々は2013年の公募増資やその後のエクイティファイナンスにおいて、バイオ燃料事業の研究開発と設備投資を資金使途に資金調達を実施いたしました。よって、バイオ燃料事業の早期黒字化を達成し、配当できる時点を早めることが多くの投資家さまからの期待と認識しております。国産バイオ燃料による有償フライトの実現において苦労している部分はございますが、あきらめずに邁進していく所存です。

最後に黒字化についてですが、会計上の利益について2期連続で赤字を継続しており、株主の皆さまにご心配をおかけしている点は承知しております。ただ、ヘルスケア事業のみであれば既に調整後EBITDAベースでは10億円の黒字を計上しており、万が一、バイオ燃料事業などへの投資をやめた場合は、黒字の会社になります。しかし、ヘルスケアだけでは、人と地球を健康にすることの実現は難しいと考えているため、今後もバイオ燃料事業への投資は継続してまいる方針です。その結果として、2020年9月期は調整後EBITDAベースでは7億円の赤字ではありますが、2021年9月期においては、過去最高売上達成、国産バイオ燃料による有償フライトの実現、およびキューサイとのシナジー創出により非連続な成長を達成できるよう日々取り組んでまいります。また、先端投資領域(バイオ燃料事業、バイオインフォマティスクス事業)やソーシャル領域におきましても、数年内に各事業で黒字化を見込んでおりますので、1日も早く皆さまにご安心、ご納得いただけるよう努めてまいります。
ソーシャル活動やそのPR方法についてのご質問
<出雲>
22年前、私出雲がバングラデシュに訪れた際に栄養不良問題を目の当たりにし、子どもたちに栄養を届け元気になってもらいたいという想いで弊社を創業しました。その後、2014年から本格的にバングラデシュへの支援を開始し、これまでに、延べ1,000万食のユーグレナクッキーをバングラデシュの子ども達に届けることができました。このユーグレナクッキーに含まれるユーグレナ粉末の製造工程を株主の皆さまに見ていただこうと、昨年石垣島にあるユーグレナの培養工場をご見学いただく計画を立てておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響から中止せざるを得ない状況となってしまいました。

その他にも、神奈川県と広島県では小学生の子どもたちの授業でミドリムシについて学んだり、ユーグレナバイオ燃料の実物に触れたりする機会を提供しております。

こういった活動を積極的にPRする必要はあると認識しており、オンラインでの発信も含め検討を進めてまいります。
ユーグレナの大量培養プラント建設に係る資金調達についてのご質問
<出雲>
過去2年間インドネシアとコロンビアにおいてユーグレナの培養実験を実施し、比較検討した結果、商業規模の大量培養プラント建設のための実証事業をインドネシアで実施することを決定し、NEDO(国立研究法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)から助成金をいただけることになりました。今後5年間、非常に大きな規模のユーグレナ培養プラントの運営に取り組んでまいります。

このNEDOの研究を通じて、必要な工場の規模や条件(日当たり、CO2濃度など)が非常に細かいレベルまで明らかになるため、そのデータを活用し、必要資金の規模を算出してまいります。必要資金の規模が明らかになった後に、資金調達の手段について検討してまいります。現在は資金調達の手段を検討する前段階にある点について、ご留意いただけると幸いです。
『からだにユーグレナ』ブランドリニューアルについてのご意見、ご質問
<出雲>
「デザインが統一されて見やすくなった」、「TVCMで知名度を上げるのは良いと思う」などお褒めの言葉をいただいております、ありがとうございます。

また、『からだにユーグレナ』ブランドのリニューアルへのこだわりポイントについて、3つお伝えいたします。

1つ目は「味」。

今まではお客様によって味の評価が分かれていたため、味に関して徹底的な改良を行いました。特にフルーツオレ味については、徹底的に配合を作り変え試行錯誤を重ねました。これにより、販売後の調査の結果、85%の方に「美味しい」とご回答いただけました。

次に2つ目は「ユーグレナの含有量」。

コロナ禍においては、よりお客様に免疫力を高めていただきたいと考え、『からだにユーグレナ』シリーズのユーグレナ含有量を従来品比の2倍である10億個(約1,000mg)に増量いたしました。

ユーグレナを1,000mg摂っていただくと、睡眠の質が改善したり、自律神経が整うことでイライラの抑制ができたり、免疫力が向上したりすることが、様々な実験から証明されています。

そして3つめは「サステナビリティ」。

地球環境のことも考えた商品にリニューアルいたしました。具体的には、ペットボトルを全廃し、容器は地球環境にやさしい紙に切り替えております。そして自社ECサイトでの購入に限り、ストローの有無も選択できるようになりました。また、インクについてもバイオマスインクを使用いたしました。

これらのこだわりポイントであれば、ミドリムシという名前のイメージまでも払しょくし、『からだにユーグレナ』を好きになっていただけると考えました。

『からだにユーグレナ』ブランドリニューアルの結果、カズレーザーさんを起用したTVCMの効果も寄与し、EC売上は5倍になっており、今後もリニューアルの成果を維持できるように努力してまいります。

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