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ユーグレナのニュースNews

ニュースリリース

2021.07.05

最終回!市民参加型研究「みんなのミドリムシプロジェクト2021」参加者募集を開始します

株式会社ユーグレナ

 株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充)は、日本全国の『ご当地ミドリムシ』を収集して研究する市民参加型研究「みんなのミドリムシプロジェクト2021」を、2021年7月5日(月)から開始することをお知らせします。

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みんなのミドリムシプロジェクト2021イメージ

 当社は、2018年4月に国立研究開発法人理化学研究所(以下、「理化学研究所」)と共同研究チームを設置し※1、微細藻類のバイオ燃料増産のための革新的生産介入技術の開発を進めてきました。
 本チームでの研究の一環として、2019年から開始したプロジェクト「みんなのミドリムシプロジェクト」にて、さまざまな形質を持つミドリムシ(以下、「新規形質株」)の収集と、集められた新規形質株の産業利用の可能性発見に向けた研究を実施しています※2
 「みんなのミドリムシプロジェクト」は、全国の高校生およびご家族の協力のもと、日本全国の湖沼の水をサンプリングし、『ご当地ミドリムシ』を収集するプロジェクトです※3。2019年度と2020年度をあわせて502サンプル集まりました。本チームでは、収集された『ご当地ミドリムシ』の各種解析を行いながら、ヘルスケア領域や燃料分野における活用の可能性を検討しています。
※1 「産業界との融合的連携研究制度」による共同微細藻類生産制御技術研究チーム(2018年4月~2023年3月予定)https://www.riken.jp/research/labs/bzp/microalgae_prod_ctrl_tech/
※2 2019年4月3日のリリース https://www.euglena.jp/news/20190403/
※3 2019年度および2020年度の活動報告の詳細 みんみど結果報告 | 微細藻類生産制御技術研究チーム (algae-tech.jp)

2019 2020 実績

2019年度と2020年度の成果(右表)ミドリムシが確認されたエリア(左図)

 「みんなのミドリムシプロジェクト」は、今年度が最終回となります。2019年度および2020年度の集大成として、2021年度はこれまでに得た成果・手法を発展させることも目的に、より広い地域でより多くのミドリムシ(微細藻類ユーグレナ)を採取し、より多くの方に生物に触れる楽しさや研究に関わる機会の提供を目指して、参加費無料、かつ、参加対象を高校単位から中学校・高校を含む学校単位とご家族単位へと拡大し、実施します。

 詳細は以下のとおりです。

「みんなのミドリムシプロジェクト2021」について
■目的
「みんなのミドリムシプロジェクト2021」では、日本全国の『ご当地ミドリムシ』の収集と、収集した『ご当地ミドリムシ』の解析等の研究を実施し、産業利用の可能性を検討します。また、「みんなのミドリムシプロジェクト2021」を通して、より多くの方に生物に触れる楽しさや研究に関わる機会の提供を目指します。

■実施内容
『ご当地ミドリムシ』が生息していそうな水をサンプリングしていただける中高生やご家族の皆さんを募集します。応募いただいた、先着25校の学校および100組のご家族にミドリムシ(微細藻類ユーグレナ)収集のための採水キットを配布し、日本全国の湖沼における『ご当地ミドリムシ』のサンプリングを依頼、500サンプルの回収を目指します。

■参加方法:「みんなのミドリムシプロジェクト2021」のWebページから応募ください。先着順(先着25校の学校および100組のご家族)に採取キットをお送りいたします。
「みんなのミドリムシプロジェクト2021」Webページ https://tech.euglab.jp/projects/minmido/

採水キットイメージ

採水キットイメージ

■参加費:無料

■募集期間:2021年7月5日~8月31日

■スケジュール(予定)
2021年7月~(サンプル到着次第) ミドリムシの獲得・各種解析
2021年9月中 オンラインラボツアー実施予定
2021年9月30日 『ご当地ミドリムシ』獲得のための水サンプル収集目安
2022年3~4月予定 結果報告(共同研究チームHP)

 収集された『ご当地ミドリムシ』は、当社と理化学研究所の共同研究チームにて、新規形質株の特定とライブラリ化、ならびに分子系統解析や形質解析、遺伝子発現解析を実施し、解析結果を用いてバイオ燃料やヘルスケアなどの研究開発への活用を検討します。なお、ご参加いただいた皆様には、オンラインラボツアーに参加いただけます。「みんなのミドリムシプロジェクト2021」の結果報告は、HPにてミドリムシ(微細藻類ユーグレナ)の分布に関するデータベースでの研究結果の提供を予定しています。

<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて石垣島で微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。石垣島で生産したミドリムシ・クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うほか、バイオ燃料の生産に向けた研究を行っている。2012年12月東証マザーズに上場。2014年12月に東証一部市場変更。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp

 

―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ
コーポレートコミュニケーション課

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