公式通販

MENU

ユーグレナのニュースNews

ニュースリリース

※ ニュースリリースは発表当時の内容を掲載しており、最新の情報とは異なる場合がありますためご注意ください。

2020.04.24

川崎鶴見臨港バス×ユーグレナ社
横浜市内を走行するバスにユーグレナバイオディーゼル燃料を使用
~バイオ燃料の原料となる家庭の使用済み食用油を回収協力する小学生がラッピングも担当、
「子供たちが生きる未来のために」環境に配慮したバスを運行しています~

川崎鶴見臨港バス株式会社
株式会社ユーグレナ

 京急グループの川崎鶴見臨港バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:田中伸介、以下「臨港バス」)と株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充、以下「ユーグレナ社」)は、臨港バスの鶴見駅~横浜市内を走る路線バスに、次世代バイオディーゼル燃料『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を使用開始していることをお知らせします。
 路線バスには、ユーグレナバイオディーゼル燃料の原料となる廃食油(家庭の使用済み食用油)回収に協力する横浜市立獅子ヶ谷小学校(以下「獅子ヶ谷小学校」)の小学生が、「大人になっても残したい自然」をテーマに描いた絵をラッピングしています。
 臨港バスとユーグレナ社は、子供たちの未来への想いを乗せて、環境に配慮したバスを運行します。

メイン画像2

小学生が描いた絵をラッピングした路線バス

 2018年 10 月末、ユーグレナ社は、横浜市鶴見区に日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント(以下「バイオ燃料製造実証プラント」)を竣工し、「日本をバイオ燃料先進国にする」ことを目指す『GREEN OIL JAPAN(グリーンオイルジャパン)』を宣言しました。ユーグレナ社が製造するユーグレナバイオ燃料は、ユーグレナなどの微細藻類と廃食油を原料としており、廃食油の一部に獅子ヶ谷小学校と横浜市立下末吉小学校(以下「下末吉小学校」)の小学生が回収する、家庭から出た使用済み食用油を再利用しています。
 臨港バスでは、従来からハイブリッドバスの導入やEVバスの導入など、地球環境負荷の軽減に努めています。また、地域の皆さまと共に歩み、親しみのある会社を目指し取り組みを進めており、この度ユーグレナ社の『GREEN OIL JAPAN』宣言に賛同し、ユーグレナバイオディーゼル燃料を使用することを決定しました。
 獅子ヶ谷小学校、下末吉小学校、臨港バス、ユーグレナ社は、バイオ燃料の原料である廃食油回収と、バイオ燃料の製造、使用までをすべて神奈川県横浜市で行っており、横浜市とユーグレナ社が取り組む「バイオ燃料地産地消プロジェクト」 ※1の一環として活動を推進しています。
 運行している路線バスの外装および内装には、獅子ヶ谷小学校の小学生が「大人になっても残したい自然」をテーマに描いた絵をラッピングしており、2020年3月28日から一般のお客様を乗せて鶴見駅~横浜市内を走行しています。

リリースアップ用

               路線バスのポスター掲示                路線バスのラッピング内装

 臨港バスとユーグレナは、今後も環境に配慮した取り組みを実施していきます。
 詳細は以下のとおりです。
 ※1:横浜市とユーグレナ社は「バイオ燃料地産地消プロジェクト」に2019年7月より取り組んでいます。 https://euglena.jp/news/20190723-3/

―ユーグレナバイオディーゼル燃料使用のラッピングした路線バスについて―

●路 線:鶴見駅西口~菊名駅、鶴見駅西口~新横浜駅、鶴見駅西口~綱島駅など、
     鶴見駅西口を発着する臨港バス鶴見営業所管内の各系統(※路線は日によって異なります)
●期 間:2020年3月28日~2021年3月頃まで(予定) ※2
  ※2:ラッピングした路線バスの走行期間。次世代バイオディーゼル燃料の使用はその後も継続する予定です。
     当初はイベント形式でのお披露目を予定していましたが、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響によりリリース上での発表となりました。

―横浜市内の小学校における廃食油回収の協力について―

●獅子ヶ谷小学校:回収量 合計32L(2020年2月末時点)/期間 2019年5月~2020年2月
●下末吉小学校:回収量 合計85L(2020年3月末時点)/期間 2019年10月~継続中

●『GREEN OIL JAPAN』宣言について
 ユーグレナ社は、2018年10月のバイオ燃料製造実証プラントの竣工を機に、「日本をバイオ燃料先進国にする」ことを目指す『GREEN OIL JAPAN(グリーンオイルジャパン)』を宣言しました。ユーグレナ社のバイオ燃料製造実証プラントで製造したバイオ燃料を陸・海・空における移動体に導入すること、そして2030年までにバイオ燃料を製造・使用するサポーターを日本中に広げることで、バイオ燃料事業を産業として確立することを目標に掲げています。目標実現を通じて、SDGs「GOAL7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「GOAL13:気候変動に具体的な対策を」に貢献します。
 ユーグレナ社では、『GREEN OIL JAPAN』宣言に賛同し、バイオ燃料の利用、原料の供給やバイオ燃料の普及支援などをともに実施・普及する協力企業・団体等(輸送関連、飲食関連、地方自治体など)を募っています。https://euglena.jp/greenoiljapan/

SDGs

●『ユーグレナバイオディーゼル燃料』についてeuglena biofuel
 バイオ燃料は、既存の化石燃料と比べると理論上CO2排出量が少ない再生可能な液体燃料であり、欧米を中心に世界中で普及が進んでいます。一方、従来型のバイオ燃料は、トウモロコシやサトウキビ、大豆、パームといった作物を主な原料とするため、食料との競合や、森林破壊にともなう温室効果ガスの増加といった問題などが指摘されています。
 ユーグレナ社が製造するユーグレナバイオディーゼル燃料は、ユーグレナなどの微細藻類油脂や廃食油を主原料とすることで、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさず持続可能性に優れた燃料となることが期待されています。また、化石燃料を使用している既存のエンジンに問題なく適用可能であり、水素や電気といった代替エネルギーへの移行に必要とされる多大なインフラコストもかからないため、石油使用が多い現代社会において、既存インフラを維持しながら効率的に普及し、利用が拡大する可能性があります。

<川崎鶴見臨港バス株式会社について>
 1937年11月18日設立。現在のJR鶴見線の前身にあたる鶴見臨港鉄道のバス事業を起源とするバス事業者で、京浜急行電鉄株式会社のグループ会社。一般路線は川崎市川崎区・幸区・中原区と横浜市鶴見区・港北区・神奈川区を営業範囲とする。2017年に会社創立80周年を迎え、様々なイベントを展開し、市民の皆さまの足となり、地域と地域を結んで沿線の活力アップに貢献する活動を続けている。https://rinkobus.co.jp

<株式会社ユーグレナについて>
 2005 年に世界で初めて石垣島で微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。石垣島で生産したミドリムシ・クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うほか、バイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。2012 年 12 月東証マザーズに上場。2014 年 12 月に東証一部市場変更。経営理念は「人と地球を健康にする」。https://euglena.jp

以上

―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ コーポレートコミュニケーション課

ページの先頭へ戻る

このウェブサイトでは、サイト上での体験向上を目的にCookieを使用して、アクセスデータを取得・利用します。
本サイトをご利用になる場合、Cookieの使用に同意ください。
サイトのクッキー(Cookie)に関しては「プライバシーポリシー」をご覧ください。

同意する