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ユーグレナのニュースNews

ニュースリリース

※ ニュースリリースは発表当時の内容を掲載しており、最新の情報とは異なる場合がありますためご注意ください。

2020.04.03

ユーグレナ社、国連開発計画(UNDP)が主導する「ビジネス行動要請(BCtA)」に採択されました
~緑豆栽培を通じてバングラデシュ農家の所得向上を目指す「緑豆プロジェクト」を推進します~

株式会社ユーグレナ
グラミンユーグレナ

 株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充、以下「ユーグレナ社」)と、グラミンユーグレナ ※1(本社:ダッカ、Co-CEO:佐竹右行)は、バングラデシュ人民共和国(以下「バングラデシュ」)の貧困農家の所得向上を目指して共同で取り組む「緑豆プロジェクト」について、国連開発計画(以下「UNDP」)が主導する「ビジネス行動要請(Business Call to Action、以下「BCtA」)」にユーグレナ社が採択されたことをお知らせします。
※1:ユーグレナ社と2006年ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス博士率いるグラミンクリシ財団が運営する合弁会社

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                                                                                                                          バングラデシュで緑豆を収穫する農家

 バングラデシュは、労働人口の40.6% ※2が農業に携わる農業国であり、地方の農村では未だに貧困が大きな問題になっています。地方農家の生活水準を改善するために、農村での雇用の創出と農業を通じた農家の収入増が重要な課題となっており、ユーグレナ社とグラミンユーグレナは、2014年10月よりバングラデシュで展開する「緑豆プロジェクト」を通じて、貧困に苦しむ農家の所得向上を目指しています。「緑豆プロジェクト」において、ユーグレナ社とグラミンユーグレナは、バングラデシュの農家に緑豆の栽培技術指導を行うとともに、中間業者を介さずに直接農家から緑豆を購入するシステムを構築しました。その結果として、ユーグレナ社が市場価格より高値で農家から緑豆を購入することが可能となり、バングラデシュの農家の収入増に貢献しています。
※2:2017年度の情報。外務省ホームページより引用 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/bangladesh/data.html

 2019年2月には、「緑豆プロジェクト」をはじめとするユーグレナ社の実績が国連世界食糧計画(以下「WFP」)に評価され、ユーグレナ社が日本企業として初めてWFPの事業連携のパートナーになりました(https://euglena.jp/news/20190225-2/)。
 WFPとの事業連携において、ユーグレナ社とグラミンユーグレナは、ロヒンギャ難民が流入したために様々な弊害を受けているバングラデシュ側の小規模農家に対して緑豆の栽培指導を行い、栽培された緑豆を市場価格より高い金額で購入することで小規模農家の収入増に繋げています。また、この緑豆はWFPを通じて難民キャンプのショップで販売されており、難民が直面する食料調達と栄養不足の解決に大きく寄与しました。

ロヒンギャ難民キャンプの様子

ロヒンギャ難民キャンプの様子

ショップ

ロヒンギャ難民キャンプのショップで緑豆を購入するロヒンギャ難民

 今回、「緑豆プロジェクト」についてユーグレナ社がBCtAに採択されたことにより、本事業を更に拡大することが可能であると考えています。今後もユーグレナ社とグラミンユーグレナは、緑豆やその他の農作物栽培を通じて、バングラデシュの貧困問題および栄養問題の解決を推進していきます。

■ビジネス行動要請(BCtA)
ビジネス行動要請(Business Call to Action : BCtA)とは、2008年に発足した国連開発計画(UNDP)を含む6つの開発機関・政府が主導する、長期的視点で商業目的と開発目的を同時に達成できるビジネスモデルを模索し、促進する取り組みです。BCtAは、企業がそのようなビジネスモデルと企業のコアとなる技術を適用しながら、貧困層の成長を活性化させ、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を促進することを目的としています。詳細はこちら

■「緑豆プロジェクト」
グラミンユーグレナは、バングラデシュの農村での栄養問題の解決と収入増加を実現するため、バングラデシュで多く食されている緑豆の栽培を日本の農業技術を用いて支える「緑豆プロジェクト」を2014年10月より行っています。https://euglena.jp/business/grameen/
※UNDPによるリリース(英語)はこちら

<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うとともに、バイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。2012年12月東証マザーズに上場。2014年12月東証1部に市場変更。経営理念は「人と地球を健康にする」。https://euglena.jp

<グラミンユーグレナについて>
ユーグレナ社とムハマド・ユヌス博士率いるグラミンクリシ財団による合弁会社で、2014年10月より、貧困に苦しむ農村地区の所得向上や生活改善を目指したソーシャルビジネスを展開しており、本事業は世界で初の農業分野におけるソーシャルビジネスとして注目を集めています。

 

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      本事業に関するSDGs

以上

―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ コーポレートコミュニケーショ

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