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東京理科大学との天然色素を用いたユーグレナ細胞の生死判定に関する共同研究の論文が4月4日、国際学術雑誌「PeerJ」に掲載されました。
細胞の生死判定は、化学合成された色素を用いて細胞を染色することで実施されますが、従来使われる色素は細胞に有害な影響を及ぼすものでした。一方で、本研究で見出した天然色素は人体においても安全が確認されているもので、長期間に渡りユーグレナ細胞の生育を阻害することなく、死細胞のみを染色可能であることが明らかとなりました。今回の研究により、密閉空間での生死判定モニタリングや、安全性が求められる食品関連施設での応用が期待されます。
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