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株主総会​General meeting of shareholders

ご質問とその回答

当日回答したご質問・ご意見(事前にいただいた質問を含む)

また下記の回答は本株主総会開催時点の内容を掲載しており、最新の情報とは異なる場合がありますためご注意ください。

第1号議案、事業年度の末日の変更の件
海外株式市場への上場目途についてのご質問
<出雲>
ほとんどの海外企業は、決算期を1月1日から12月31日と定めており、我々も海外企業に平仄を合わせたいと考え、本議案を上程いたしました。
海外株式市場への上場は、現時点では計画しておりませんが、当社が今後事業の海外展開を進める中で必要性および利点を見出せる場合には検討する可能性がございます。
また、海外に揃える理由がもう一点ございます。現在10万人を超す当社の株主さまは日本国内に偏重しております。
株主構成の多様化にも力を入れて取り組んでおり、2021年4月に実施したキューサイ連結化に向けた公募増資は、海外機関投資家を対象に実施いたしました。
第2号議案、商号及び目的変更の件
事業目的変更についてのご意見・ご質問
<出雲>
第2号議案目的変更については、事前/当日ともにたくさんのご質問をいただいており、まとめて補足の説明をさせていただきたいと思います。
「SDGsをはじめとする持続可能な社会の実現を目指していく」、この決意を今回の定款変更に込めております。
「わかりづらいのではないか?」「あいまいなのではないか?」というご意見/ご質問が出ることは事前に想定しておりました。昨今、VUCAと呼ばれる先の読めない不確実な時代であると叫ばれております。この不確実な時代のなかで、定款における事業目的を狭く限定してしまうと、環境や社会の著しい変化に迅速に対応できなくなってしまい、事業の機会を逃してしまう可能性があります。こうした変化の激しい時代に我々が柔軟に対応していくために、しかし、方向性ははっきりとさせることを意図して、幅広な記載とさせていただきました。
また、SDGsの17のゴールに合致しているのであれば、今やっていない事業にも積極果敢にチャレンジしていく気持ちを込めて、定款変更を上程しております。変化に合わせ、新しいことに挑戦していく方が、長期スパンでは企業価値向上に資すると考えております。
定款変更を本総会で承認していただいたのちに、成果を株主の皆さまにお見せする責任があることは承知しております。覚悟を持って取り組んでまいりますため、ご理解をいただききたく存じます。
なお、法的に問題ないことは法律事務所に確認をしておりますため、その旨も付け加えさせていただきます。
第2号議案、商号及び目的変更の件
新規事業の事業性評価についてのご意見・ご質問
<出雲>
高い専門性を持った取締役がシビアな議論を交わし、事業性の評価を行っております。また、CFO(Chief Future Officer:最高未来責任者)も意思決定を担う大事なメンバーとして迎えており、事業を推進する上ではZ世代からの意見も参考にしております。今回の事業目的の変更によって、既存事業と無関係かつ高リスク領域に野放しに事業拡大するわけではなく、むしろSDGsへの貢献という観点から規律をもって事業性評価を行っていく点につき、ご理解いただきたいと考えております。
第2号議案、商号及び目的変更の件
事業の許認可についてのご意見・ご質問
<出雲>
現在当社で営んでいる事業のうち業法上の許認可を要するものについては、外部の法律事務所に検討を依頼し、事業目的の変更が現在の許認可への影響がないことを確認しております。
今後新たに許認可を必要とする事業を行う場合、グループ会社の定款に記載することでグループ会社で事業を行うことも可能ですし、当社で新たに業法上の認可を受けて実施することも可能でございます。
第2号議案、商号及び目的変更の件
事業ごとの今後の世界展開と、商業プラントのパートナー候補についてのご質問
<出雲>
本議案は海外展開を視野に入れ、定款変更をお願いしております。
ヘルスケア事業とバイオ燃料事業において重要な点を一点ずつお答えいたします。
ヘルスケア事業に関しては、2021年1月に米国における食品安全性に関するGRAS認証を取得し、米国への輸出と販売が可能となりました。米国は世界でも最大の健康食品市場であり、日本の独自素材である強みを活かし、ユーグレナを浸透させ展開してまいりたいと考えております。
バイオ燃料事業に関しては、商業プラントのパートナーは国内企業のみならず、複数の海外企業も候補に検討を進めております。世界のバイオ燃料の需要は増加しており、世界におけるバイオ燃料でのフライトはすでに35万回を超えております。一方、日本における国産バイオ燃料でのフライトは、我々のサステオでの2回のフライトを含め5回に留まっております。これから海外に追いつき追い越せで頑張ってまいる所存です。
国内にとどまらず、海外でヘルスケア事業およびバイオ燃料事業の両方を進捗させてまいります。
第2号議案、商号及び目的変更の件
ユーグレナ自体を原料とした代替肉についてのご質問
<出雲>
第2号議案に関連して、SDGs達成に向けた具体的な事業内容へのご質問ではございますが、事前にご質問をいただいていたためお答えいたします。
代替肉/人造たんぱく質の必要性はますます高まってきており、家畜の生産が地球環境に負担になっていることの認識も浸透しつつあります。従来の定款では、「ユーグレナ等の微細藻類の研究開発・生産及び販売」等と記載しておりましたが、SDGsに沿った新たな定款となった場合、ユーグレナから代替肉/人造たんぱく質を製造するビジネスを新規事業として立ち上げることは、SDGsの2番と13番に該当するものとして分かりやすく表現できることになります。新たな定款に沿った事業内容であるため、たんぱく質クライシスへの対応および温室効果ガスの排出量削減に貢献する代替肉/人造たんぱく質の製造については、真剣に検討していきたいと考えております。
新たな定款をご承認していただくことで、このような新規性のあるビジネスであっても、研究や営業の仲間が切磋琢磨し、積極的にチャレンジできる企業になることを目指しております。社会の変化にスピーディかつ柔軟に対応できる企業になり、事業の成長と長期的な企業価値の向上に資する事業を展開することを目指し、株主の皆さまのご理解をお願いしたいと考えております。
第3号議案、発行可能株式総数の変更の件
資金需要と増資予定についてのご質問
<出雲>
2021年4月に、キューサイ連結子会社化に向けた海外公募増資を行いました。その結果、現在の発行可能1億5千万株に対して発行済み株式数は109,760,062株となっております。
現時点で具体的な増資の予定はございませんが、さらなる事業の拡大を図る中で機動的な資金調達を可能にするために、本臨時総会にて発行可能株式数の増加をお願いすることといたしました。
調達資金の使途としては、企業価値向上および事業の成長に資することに限定するのは当然でございますが、希薄化を差し引いても余りある株主価値向上および事業成長に邁進してまいる所存です。
第5号議案、取締役選任の件
配当の見込み時期についてのご質問
<出雲>
赤字が継続しており、ご心配をおかけしております。
しかし、2021年12月期における業績予想では、調整後EBITDAでの黒字化が目前に迫ってきております。
数年間の赤字についてはバイオ燃料事業への先行投資、具体的には横浜の鶴見の実証プラントの運転費用等に充当させていただいております。
株主の皆さまからは、このバイオ燃料事業の商業化に多大な期待を寄せていただいているものと承知しておりますため、2025年のバイオ燃料事業の商業化達成までは配当は行わずに事業成長と研究開発の資金として活用させていただく方針です。ご理解いただけますよう宜しくお願いいたします。

当日回答しきれなかったご質問・ご意見

第2号議案、商号及び目的変更の件
「ユーグレナ」という企業名と商品名が一致しているための、企業及び商品に関するブランド広報戦略についてのご質問
企業ブランドについては、これまで各種リリースやメディアを活用しながら、サステナビリティ軸での認知度向上に向けた事業運営や、SDGs/ESGに関する取り組みを行ってまいりました。代表的な例としては、バイオ燃料事業におけるサステオ燃料のパートナー拡大や利用に際して記者発表会、会社と未来を変えるすべての業務を担うCFO(Chief Future Officer:最高未来責任者)というポジションの新設などがあります。
企業と商品名を一致している点については、健康意識の高さとサステナビリティ意識の高さには一定程度相関関係があることも調査の結果分かっております。そのため、ユーグレナ商品をきっかけにユーグレナ社を知っていただいたお客さまが、ユーグレナ社のサステナビリティに関する取り組みを知ることで、顧客満足度が高まると考えております。
ヘルスケア事業における商品ブランドについては、2019年から食品のリニューアルに着手し、各商品におけるブランドデザインやメッセージの統一、自社ECサイトのユーザーエクスペリエンス(UX)向上に向けた取り組み、TVCMなどによるマスプロモーションを順次実施しております。
まだまだ道半ばではありますが、引き続き企業及び商品それぞれにおける広報活動を強化するとともに、企業ブランド/商品ブランド間のシナジーを創出できるような仕組みを構築してまいる所存です。
議案の構成について
定款変更の議案を第1-4号議案に分割した意図についてのご質問
株主の皆様方のご意見を定款変更の内容個別にご判断頂けるよう、定款変更を内容に応じて4つの議案に分割し、個別に賛否を表明頂けるようにいたしました。
バーチャルオンリー株主総会の開催と運用に関してのご意見
「多くの株主にとって、「バーチャルオンリー株主総会」には不慣れで、対応や順応が困難である。書面(招集通知)の活字も小さく、読みづらい。今後、一層の配慮をお願いする。」との貴重なご意見をいただきました。ありがとうございます。
次回以降、より参加していただきやすくなるよう配慮してまいります。

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