euglena Project

29

理科のチカラで
石垣島の地域活性に
貢献せよ。

「みーふぁいゆープロジェクト」理科実験教室の開催

2012.05

継続中

最先端の研究を支えたい

2009年夏、奥山朋子はとあるバーベキューに参加した。
参加すると、そこには初めて会うメガネをかけた青年がいた。
若かりし頃の出雲(現 代表取締役社長)だ。

バーベキューは、ユーグレナ社に石垣島ユーグレナ培養プールを提供していた八重山殖産株式会社社長の志喜屋(現 八重山殖産会長)が開催したものだった。
「これから研究所を立ち上げるので、手伝ってくれる人を探している」

当時、ユーグレナ社は八重山殖産の一角を間借りして研究をしており、新たに生産技術研究所を立ち上げる構想があがっていたときだった。奥山は「世界初の研究を成し遂げた、その研究員を支えられるなら」と、その場で立候補した。
バーベキューから約2年半後の2012年1月、奥山はユーグレナ社に入社する。

各所と調整等の業務をする奥山(手前)

ユーグレナの「故郷」へ恩返し

「石垣島の役に立つようなプロジェクトを考えてもらえないか。」

入社直後から生産技術研究所の開所式をまかされ奮闘している奥山に、経営戦略部部長の永田(現 副社長・COO)が声をかけてきた。

「石垣島の皆にもっとユーグレナ社のことを知ってほしい。地元に貢献できる事業でそれができたら」

石垣島出身の奥山にとって、地元に貢献できる仕事は嬉しかったし、それが自分の会社のためにもなるのであれば、なおさらだった。

仲間とプロジェクト案を検討し、プロジェクトは以下3つの骨子とした。
・石垣島でのバスケットボール大会の開催や、プロバスケットボールの試合誘致などのスポーツ支援
・石垣島マラソン大会の支援や「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」等ネーミングライツなどの地域振興支援
(ユーグレナプロジェクトvol.17参照)
そして、
・石垣島の児童・生徒を対象に環境問題や生物多様性、科学に対する興味を広げることを目指した理科実験教室の開催
である。

石垣産ユーグレナの生産を応援してくれる石垣島の人々と豊かな自然に感謝の気持ちを込めて、プロジェクトは「みーふぁいゆー(ありがとう)プロジェクト」と命名した。

奥山は理科実験教室を担当することになった。
開催してくれる学校探しから、プロジェクト説明のための学校訪問、開催までの学校との細かい調整などをおこなった。学校のカリキュラムは決まっているため、新たに理科実験教室を組み込んでもらうことは想定以上に難航した。
しかし、奥山は粘り強く交渉を続け、複数の学校と開催に向けて調整に入ることに成功。

「みーふぁいゆープロジェクト」ローンチから1ヶ月後の2012年6月、ついに記念すべき第一回理科実験教室が開催された。

理科実験教室初開催の様子

新人・水上の奮闘

第一回理科実験教室から5年後の2017年10月、同年4月に新入仲間の水上が、生産技術研究所の研究員として石垣の地にやってきた。

念願のユーグレナ培養の本拠地で研究に打ち込む毎日が続いたある日、先輩研究員から理科実験教室の助手を依頼された。
間近で見る理科実験教室、子どもたちが実験で楽しそうに笑う姿に自身も嬉しくなった。
そして、数回の助手を経て、2018年4月より正式に理科実験教室の「先生」として任命される。

「先輩たちがずっと続けてきた教室をまかされた。しっかりしないと」

学生時代に、塾の講師などの経験はあったものの、小学生に授業をするのは初めてだった。
小学生は学年で理科に対する理解が大きく変わるため、実験の成果である「なぜこの結果になったのか」を、それぞれの学年で理解してもらえるよう説明を変える必要がある。
進行を変えたり、原理を身近なものに例えたり、試行錯誤した。

初めて理科実験教室の教壇に立つ水上(左)
藻の仲間である昆布等に含まれるネバネバ(アルギン酸)にカルシウム溶液を加える実験で出来たボール(右)

内容の工夫のほかに、実験のための準備も想像以上に大変だった。
しかし、実験教室に参加する児童や生徒の純粋な反応を見たり、知り合いから「子どもが理科実験教室に行きたがっていた」という声を直接聞いて、嬉しくなった。

現在、「水上さんにまかせておけば理科実験教室は問題なし!」と奥山は言う。
一方、「奥山さんがきめ細やかな段取りをしてくれるから理科実験教室は成り立っています」と水上は言う。

2018年10月には、西表島で初の理科実験教室を開催するなど八重山地域全体に活動範囲がひろがった。
奥山と水上、二人三脚の挑戦はこれからも続く。

2019年4月掲出

登場人物

生産技術開発部 生産技術開発チーム水上 早紀(左)

2017年入社。
商品開発や営業に役立つユーグレナの新たな培養方法等を研究。
「理科実験教室で培ったプレゼン力を研究の場でも活かしていきたいです」

特命担当室奥山 朋子(右)

2012年入社。
2019年4月より現職。
みーふぁいゆープロジェクト全般のほか、ユーグレナ・ガーデンの運営などに携わる。
「理科実験教室への申込を悲鳴をあげたくなるほどいっぱいにするのが目標」

euglena Projects

vol.00

バングラデシュの子どもたちを
救う素材を探せ。

vol.01

誰もなし得ていない、ユーグレナの
屋外大量培養技術を確立せよ。

vol.02

ユーグレナを
300億円市場に育て上げよ。

vol.03

バングラデシュの
全ての小学校に給食を。

vol.04

煙突から排出されるCO2
ユーグレナを培養せよ。

vol.05

ユーグレナの化粧品事業を
立ち上げよ。

vol.06

日本初のバイオジェット燃料
製造プラントを建設せよ。

vol.07

「ミドリムシ」の名前を
武器にせよ。

vol.08

中国にユーグレナを
普及せよ。

vol.09

スーパーユーグレナを
獲得せよ。

vol.10

バングラデシュの
貧困問題を
緑豆事業で解決せよ。

vol.11

ユーグレナでタケダと
新商品を開発せよ。

vol.12

下水処理場の下水を活用し、
ユーグレナを培養せよ。

vol.13

ユーグレナの仲間の
「行動指針」を作成せよ。

vol.14

日本独自の技術で、
ユーグレナを培養せよ。

vol.15

仲間がより働きやすい
オフィスを追求せよ。

vol.16

ゆーぐりん保育園を
オフィスに併設せよ。

vol.17

ユーグレナで石垣島の
地域活性化に貢献せよ。

vol.18

ユーグレナの認知度を上げる
新商品を共同開発せよ

vol.19

ユーグレナのカフェを
石垣島で開店せよ。

vol.20

ユーグレナを飼料にして
比内地鶏を育成せよ。

vol.21

ユーグレナ入りディーゼル燃料を
いすゞ自動車と共同で実用化せよ。

vol.22

ユーグレナを使った
バイオ燃料を生産せよ。

vol.23

研究系ベンチャーを
ヒト、モノ、カネで支える
新しいファンドを確立せよ。

©2018 MELTIN MMI

vol.24

ユーグレナとクロレラで世界初の
ASC-MSC藻類認証を取得せよ。

vol.25

グループ企業との
シナジーを構築せよ。

vol.26

新しい仲間と、
遺伝子レベルで人を健康にせよ。

vol.27

自由が丘と
ユーグレナを普及せよ。

vol.28

ユーグレナサプリメントの
加工工場を立ち上げよ。

vol.29

理科のチカラで石垣島の
地域活性に貢献せよ。

vol.30

新しいユーグレナの
基幹化粧品を開発せよ。

vol.31

ロヒンギャ難民の
食料問題解決に貢献せよ。

vol.32

ユーグレナ由来の美容成分を
研究解明せよ。

vol.33

学生のチャレンジを応援!
通年採用を開始せよ。

vol.34

ユーグレナとクロレラで
ハラール認証を取得せよ。

vol.35

健康寿命を伸ばすユーグレナの
可能性を発見せよ。

vol.36

竹富島のクルマエビ養殖事業を
発展させよ。

vol.37

「G20軽井沢」にてユーグレナバイオディーゼル燃料で自動車を走らせよ。

vol.38

石垣島ユーグレナの魅力を伝えるキャラクターを企画せよ。

vol.39

CFO(最高未来責任者)を募集・選考せよ。

vol.40

国産カラハリスイカを
栽培せよ。

vol.41

日本初となる「バーチャルオンリー
株主総会」を開催せよ。

vol.42

次世代バイオディーゼル燃料を
普及させよ。

vol.43

コーポレート・
アイデンティティを刷新せよ。

vol.44

石垣島生まれの
ユーグレナを浸透させよ。

vol.45

ユーグレナ由来の
肥料研究を加速させよ。

vol.46

日本の空をバイオ燃料で
クリーンにせよ。

vol.47

オフィス環境を改善し、
仲間の生産性を向上させよ。

vol.48

化粧品における
サステナビリティを追求せよ

vol.49

次の新素材「ミドリ麹」の
価値を世に拡げよ。

vol.50

ユーグレナの
ESG経営を加速させよ

vol.51

未来世代アドバイザリーボードを
設置せよ。