euglena Project

30

新しいユーグレナの
基幹化粧品を開発せよ。

スキンケアライン『one』シリーズの展開

2015.10

継続中

安心・お手軽スキンケアができるユーグレナ化粧品を開発、
スキンケアライン『one』の始動

使う人の嗜好やライフスタイルが多様なのが化粧品のマーケットだ。
2014年にユーグレナ社で新たに化粧品ライン「B.C.A.D.」を立ち上げた安藤は、次のブランドを構想していた。

「B.C.A.D.のようなライン使いの化粧品に加えて、もっと簡単なステップで手軽にお手入れしたいお客さまにも化粧品の効果を実感いただければ…」

そのとき、ユーグレナ社の通販事業は、「ユーグレナの緑汁」を軸に、定期的にユーグレナ商品を購入してくださるお客さまが2015年9月時点で9万人を突破していた。
同時に、1つで手軽にスキンケアができるオールインワン化粧品の市場が約1,000億円規模に成長していたことをうけて、安藤は「今だ」と思った。

2015年9月時点の定期購入者数は9.2万人(2015年9月期当社決算説明資料より)

「安心してお手軽に使っていただけるカジュアルで親しみやすいスキンケア商品をお客さまも欲しているのでは。また、通販だけではなく小売チャネルでも販売できる可能性がある。ユーグレナでオールインワン化粧品を軸としたブランドを作りましょう!」

こうして安藤は、安心・お手軽に使っていただけるもう一つのコスメブランド『one(ワン)』の開発を提案し、2015年10月から製品開発をスタート。

2016年5月、“未来型オールインワン化粧品”をテーマに、独自に開発した「ユーグレナエキス」※1を加えて、化粧水、乳液をはじめとするベーシックケアからパックなどのスペシャルケアまでの10の機能※2を1つに凝縮したスキンケア商品として、「one オールインワンクリーム」を発売した。

※1:ユーグレナエキス…保湿成分、加水分解ユーグレナエキス。ユーグレナから肌にとってうれしい成分を抽出し、優れたハリやうるおう力を引き出すことに成功した成分。

※2:10の機能…化粧水、美容液、乳液、クリーム、化粧下地、アイクリーム、デコルテクリーム、パック、ボディクリーム、リップケア。

ただのオールインワン化粧品ではなく、ユーグレナ社らしい、他社とは違う技術やこだわりを詰めた「one オールインワンクリーム」は、販売開始から1年経たずして約20万個の売り上げを突破。瞬く間に人気商品となった。

「oneオールインワンクリーム」
緑色の粒の中にユーグレナエキス(ユーグレナ由来の成分)を配合している
*写真はリニューアル後の商品

お客さまの声は宝物の山、ユーグレナでそろえたい方のための
化粧品「oneシリーズ」を拡充

―「化粧品の企画開発が出来る人 急募!」

その頃、インターネット上でユーグレナ社の人材募集の知らせを見た井坂は、中途採用にすぐさま応募した。
ユーグレナ社の将来性・独自性にはもともと興味を持っていたのだ。

「独自素材があるメーカーほど魅力的なものはありません。化粧品開発をぜひやらせてください!」

熱い想いを、ユーグレナ社創業メンバーでありマーケティング担当取締役(当時)の福本に伝え、2017年3月、多様な化粧品開発の経験を持つ井坂が入社。
『one』の商品開発を安藤から引き継ぐことになった。

入社後、井坂はすぐに1,000件以上あるお客さまのお声に目を通した。
それらは井坂にとって宝の山だった。

福本は、井坂に依頼した。
「さらにお客さまが満足して新しい価値を感じていただけるように、商品を拡充していきましょう」

井坂は、化粧品開発の知識・経験を生かして、お客さまのご要望を確認しながら、新しい「one」シリーズ商品を開発していった。

敏感肌の方用に「one オールインワン センシティブスキンクリーム」、リフトアップを訴求した「one オールインワン パワーリフティングクリーム」、さらには目元用のアイクリーム「oneリンクルクリーム」など…井坂たち化粧品開発チームは2017年からこれまで、oneシリーズの商品8種類を手掛けた。

中でも、クリーム自体が「ぷるん」と弾んで戻る形状記憶ジェル剤型を採用したオールインワンクリーム「one パワーリフティングクリーム」は、第一弾商品である「one オールインワンクリーム」をしのぐほどの人気になった。

―「ユーグレナ社のスキンケア商品って、良い商品」とお客さまがおっしゃってくださるようなブランドにこれからも育てていきたいです。

そう語る井坂からは、お客さまへの愛と力強さが滲み出ていた。

■『one』シリーズの販売ページはこちら
https://online.euglena.jp/one

2019年7月掲出

euglena Data

~「oneパワーリフティングクリーム」の人気の秘訣~

形状記憶オールインワンクリームで弾む美肌へ導く。
スパチュラでクリームを混ぜ、表面を崩しても、20秒ほどでピーンとした状態に戻ります。

登場人物

マーケティング戦略室
テクニカルディレクター
安藤 崇

2006年2月、中途入社。2014年から主に化粧品事業の立ち上げから商品開発まで携わり、『B.C.A.D.』、『one』など数々のブランドを立ち上げる。

「自分が化粧品事業を社内の3人の仲間と立ち上げた当時から見れば、社内で関わるスタッフも増えて嬉しい限りですが、ここで満足せず今後も更にお客さまに感動を伝えられるブランド、商品づくりを続けて行きたいです」

ダイレクトマーケティング部
チームリーダー
井坂 恵美子

2017年3月、中途入社。化粧品の商品企画・開発に従事。自社化粧品全体のマネジメントと「one」の商品開発を担当。

「ユーグレナというスーパー素材は最高の贈り物。それを最新技術を通じて、多くのお客様に愛される商品を沢山提供していきたい。世界一魅力的な化粧品ブランドに育てていきたいです」

euglena Projects

vol.00

バングラデシュの子どもたちを
救う素材を探せ。

vol.01

誰もなし得ていない、ユーグレナの
屋外大量培養技術を確立せよ。

vol.02

ユーグレナを
300億円市場に育て上げよ。

vol.03

バングラデシュの
全ての小学校に給食を。

vol.04

煙突から排出されるCO2
ユーグレナを培養せよ。

vol.05

ユーグレナの化粧品事業を
立ち上げよ。

vol.06

日本初のバイオジェット燃料
製造プラントを建設せよ。

vol.07

「ミドリムシ」の名前を
武器にせよ。

vol.08

中国にユーグレナを
普及せよ。

vol.09

スーパーユーグレナを
獲得せよ。

vol.10

バングラデシュの
貧困問題を
緑豆事業で解決せよ。

vol.11

ユーグレナでタケダと
新商品を開発せよ。

vol.12

下水処理場の下水を活用し、
ユーグレナを培養せよ。

vol.13

ユーグレナの仲間の
「行動指針」を作成せよ。

vol.14

日本独自の技術で、
ユーグレナを培養せよ。

vol.15

仲間がより働きやすい
オフィスを追求せよ。

vol.16

ゆーぐりん保育園を
オフィスに併設せよ。

vol.17

ユーグレナで石垣島の
地域活性化に貢献せよ。

vol.18

ユーグレナの認知度を上げる
新商品を共同開発せよ

vol.19

ユーグレナのカフェを
石垣島で開店せよ。

vol.20

ユーグレナを飼料にして
比内地鶏を育成せよ。

vol.21

ユーグレナ入りディーゼル燃料を
いすゞ自動車と共同で実用化せよ。

vol.22

ユーグレナを使った
バイオ燃料を生産せよ。

vol.23

研究系ベンチャーを
ヒト、モノ、カネで支える
新しいファンドを確立せよ。

©2018 MELTIN MMI

vol.24

ユーグレナとクロレラで世界初の
ASC-MSC藻類認証を取得せよ。

vol.25

グループ企業との
シナジーを構築せよ。

vol.26

新しい仲間と、
遺伝子レベルで人を健康にせよ。

vol.27

自由が丘と
ユーグレナを普及せよ。

vol.28

ユーグレナサプリメントの
加工工場を立ち上げよ。

vol.29

理科のチカラで石垣島の
地域活性に貢献せよ。

vol.30

新しいユーグレナの
基幹化粧品を開発せよ。

vol.31

ロヒンギャ難民の
食料問題解決に貢献せよ。

vol.32

ユーグレナ由来の美容成分を
研究解明せよ。

vol.33

学生のチャレンジを応援!
通年採用を開始せよ。

vol.34

ユーグレナとクロレラで
ハラール認証を取得せよ。

vol.35

健康寿命を伸ばすユーグレナの
可能性を発見せよ。

vol.36

竹富島のクルマエビ養殖事業を
発展させよ。

vol.37

「G20軽井沢」にてユーグレナバイオディーゼル燃料で自動車を走らせよ。

vol.38

石垣島ユーグレナの魅力を伝えるキャラクターを企画せよ。

vol.39

CFO(最高未来責任者)を募集・選考せよ。

vol.40

国産カラハリスイカを
栽培せよ。

vol.41

日本初となる「バーチャルオンリー
株主総会」を開催せよ。

vol.42

次世代バイオディーゼル燃料を
普及させよ。

vol.43

コーポレート・
アイデンティティを刷新せよ。

vol.44

石垣島生まれの
ユーグレナを浸透させよ。

vol.45

ユーグレナ由来の
肥料研究を加速させよ。

vol.46

日本の空をバイオ燃料で
クリーンにせよ。

vol.47

オフィス環境を改善し、
仲間の生産性を向上させよ。

vol.48

化粧品における
サステナビリティを追求せよ

vol.49

次の新素材「ミドリ麹」の
価値を世に拡げよ。

vol.50

ユーグレナの
ESG経営を加速させよ

vol.51

未来世代アドバイザリーボードを
設置せよ。