euglena Project

13

ユーグレナの仲間の
「行動指針」を作成せよ。

『euglism(ユーグリズム)』の誕生

2014.08 – 2015.10

完了

上場で仲間も急増、
“わたしたち”の指針が必要に

東証マザーズに上場してからおよそ2年後の2014年夏。
業務拡大と、上場による知名度向上で一気に新しい仲間が加わった。広報の安間は、自分が入社した2011年4月当時とは会社のフェーズが急速に変化しているのを肌で感じていた。

「会社がどんどん成長していく…!」

安間は、上場前の時期をともにしてきた仲間と、新たに加わった多様なバックグラウンドを持つ仲間との間で、各々が考える「ユーグレナ社らしさ」の幅が思いのほか広がりつつあることを感じ始めていた。

「このままでは仲間たちが目指す方向がバラバラになってしまうのではないか…」

安間は、広報として社内外向けのブランディングを考え、またユーグレナ社の情報を整理して社会に伝えていく立場。
この状況をなんとかしなければと考え、当時、直属の上司であった取締役の永田に相談した。

「新しい仲間が急速に増えている今、働く中で仲間が寄りどころにできる指針が必要ではありませんか?」

永田は安間の意見に同意した。
「東証一部への市場替えを控え、人数増加でオフィスも移転する当社のフェーズとしていいタイミングだ。
よし、ユーグレナの仲間のあるべき姿の指針をまとめよう」

こうして、のちに『euglism(ユーグリズム)』と呼ばれる、ユーグレナ社で働く仲間のための行動指針が作られることになった。

ユーグレナ社の仲間の行動指針
『euglism(ユーグリズム)』

安間は、すぐに行動した。
2014年内に方向性を固め、2015年の年明けの全社会議においてユーグレナ社の仲間全員と取締役で『euglism(ユーグリズム)』のベースとなる案を作成するワークショップを行う計画を立てた。

行動指針は会社で働く自分たちにとって重要な軸の一つ。
「実際に活用する仲間たちが自分事化できないと意味がなくなってしまうが、どうすればみんなを巻き込めるのか…?」
安間は、それには会社の仲間を巻き込んで、血が通った行動指針を作ることが重要だと考え、全社の仲間が集まる「全社会議」のタイミングで仲間全員に話し合ってもらうことを思いついた。試行錯誤を重ねて綿密に計画し、当時のチームメンバーの椋木とともに実行の準備を進めていった。

2015年1月の全社会議当日。
安間はその日までに用意した説明資料や配布物を持って、会場に向かった。そして、石垣島など東京以外の拠点も交えたうえで、社内の仲間を13チームに分けてグループワークを開始。euglism(ユーグリズム)のベースとなる案を出すために、「どんな会社で働きたいか」「どんな仲間と働きたいか」「ユーグレナ社の企業理念、事業内容から、ユーグレナ社で働く人はどのような人だと想像できるか」の3つを真剣に話し合った。

2015年1月 全社会議でワークショップをしたときの様子
拠点を含む社内全メンバーと役員がワークに取り組んだ

「ユーグレナで働く人は明るくて前向きな人!」「いろんな価値観を理解し合える仲間でありたい!」「自分の仕事に自主性と責任感を持っていたい!」など活発に意見が飛び交い、ワークショップ後に各チームから出た意見をまとめた。そして、その内容を活かしてeuglism(ユーグリズム)のベースとなる草案をつくり、最終的に役員で話し合ってもらった。

そして、2015年4月。
ついに行動指針『euglism(ユーグリズム)』が策定。
「多様性を楽しむ」「地球を健康に」「オーナーシップ」「常に最新、常に一番」「自己責任」など、ユーグレナの仲間として欠かせない指針を10項目にまとめた。

『euglism(ユーグリズム)』を記載した冊子

それだけではない。
『euglism(ユーグリズム)』を記載した小冊子の作成と、その小冊子を常に携帯できるようにした名刺入れを作成し、2015年8月のユーグレナ社の創立10周年記念として仲間全員に配布した。仲間たちが頻度高く「聞く・使う・触れる」ことで、『euglism(ユーグリズム)』が本当の意味で仲間に浸透すると考えたのだ。

マザーハウスとのコラボでユーグレナ社の仲間全員のために名刺入れを作成
名刺入れには『euglism冊子』が入れられるように特注した
(右下:euglismと見えるのが冊子)

『euglism(ユーグリズム)』は、今も仲間たちとともに成長し続けている。

2018年2月掲出 ※情報は掲出当時の内容です。

euglena Data

~これまでのユーグリズム~

  

  

euglena Projects

vol.00

バングラデシュの子どもたちを
救う素材を探せ。

vol.01

誰もなし得ていない、ユーグレナの
屋外大量培養技術を確立せよ。

vol.02

ユーグレナを
300億円市場に育て上げよ。

vol.03

バングラデシュの
全ての小学校に給食を。

vol.04

煙突から排出されるCO2
ユーグレナを培養せよ。

vol.05

ユーグレナの化粧品事業を
立ち上げよ。

vol.06

日本初のバイオジェット燃料
製造プラントを建設せよ。

vol.07

「ミドリムシ」の名前を
武器にせよ。

vol.08

中国にユーグレナを
普及せよ。

vol.09

スーパーユーグレナを
獲得せよ。

vol.10

バングラデシュの
貧困問題を
緑豆事業で解決せよ。

vol.11

ユーグレナでタケダと
新商品を開発せよ。

vol.12

下水処理場の下水を活用し、
ユーグレナを培養せよ。

vol.13

ユーグレナの仲間の
「行動指針」を作成せよ。

vol.14

日本独自の技術で、
ユーグレナを培養せよ。

vol.15

仲間がより働きやすい
オフィスを追求せよ。

vol.16

ゆーぐりん保育園を
オフィスに併設せよ。

vol.17

ユーグレナで石垣島の
地域活性化に貢献せよ。

vol.18

ユーグレナの認知度を上げる
新商品を共同開発せよ

vol.19

ユーグレナのカフェを
石垣島で開店せよ。

vol.20

ユーグレナを飼料にして
比内地鶏を育成せよ。

vol.21

ユーグレナ入りディーゼル燃料を
いすゞ自動車と共同で実用化せよ。

vol.22

ユーグレナを使った
バイオ燃料を生産せよ。

vol.23

研究系ベンチャーを
ヒト、モノ、カネで支える
新しいファンドを確立せよ。

©2018 MELTIN MMI

vol.24

ユーグレナとクロレラで世界初の
ASC-MSC藻類認証を取得せよ。

vol.25

グループ企業との
シナジーを構築せよ。

vol.26

新しい仲間と、
遺伝子レベルで人を健康にせよ。

vol.27

自由が丘と
ユーグレナを普及せよ。

vol.28

ユーグレナサプリメントの
加工工場を立ち上げよ。

vol.29

理科のチカラで石垣島の
地域活性に貢献せよ。

vol.30

新しいユーグレナの
基幹化粧品を開発せよ。

vol.31

ロヒンギャ難民の
食料問題解決に貢献せよ。

vol.32

ユーグレナ由来の美容成分を
研究解明せよ。

vol.33

学生のチャレンジを応援!
通年採用を開始せよ。

vol.34

ユーグレナとクロレラで
ハラール認証を取得せよ。

vol.35

健康寿命を伸ばすユーグレナの
可能性を発見せよ。

vol.36

竹富島のクルマエビ養殖事業を
発展させよ。

vol.37

「G20軽井沢」にてユーグレナバイオディーゼル燃料で自動車を走らせよ。

vol.38

石垣島ユーグレナの魅力を伝えるキャラクターを企画せよ。

vol.39

CFO(最高未来責任者)を募集・選考せよ。

vol.40

国産カラハリスイカを
栽培せよ。

vol.41

日本初となる「バーチャルオンリー
株主総会」を開催せよ。

vol.42

次世代バイオディーゼル燃料を
普及させよ。

vol.43

コーポレート・
アイデンティティを刷新せよ。

vol.44

石垣島生まれの
ユーグレナを浸透させよ。

vol.45

ユーグレナ由来の
肥料研究を加速させよ。

vol.46

日本の空をバイオ燃料で
クリーンにせよ。

vol.47

オフィス環境を改善し、
仲間の生産性を向上させよ。

vol.48

化粧品における
サステナビリティを追求せよ

vol.49

次の新素材「ミドリ麹」の
価値を世に拡げよ。

vol.50

ユーグレナの
ESG経営を加速させよ

vol.51

未来世代アドバイザリーボードを
設置せよ。