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ニュースリリース

※ ニュースリリースは発表当時の内容を掲載しており、最新の情報とは異なる場合がありますためご注意ください。

2016.10.31

微細藻類ユーグレナの継続摂取により
血糖値上昇の抑制を示唆する研究結果を確認しました

株式会社ユーグレナ

 株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充)は、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の粉末の継続摂取により、血糖値上昇を抑制することを示唆する研究結果を確認したことをお知らせいたします。

 糖尿病とはホルモンの一種であるインスリンの作用の低下などにともない、体内に取り入れられた栄養素を正常に代謝できずに、血液中の血糖(ブトウ糖)が多い状態となる現代病の一つです。血糖値が高い状態が長く続くと、糖尿病腎症や糖尿病網膜症などの合併症が起こる可能性が高くなるため、血糖値の上昇を抑えることで、新たな合併症が起こるのを防ぎ、また、起きてしまった合併症の進行を抑えることができます。

 今回の実験は、糖尿病を発症させたモデルラットにユーグレナ粉末、パラミロン※1粉末を入れたエサを10週間経口摂取させ、糖負荷試験※2を行い、血糖値のAUC※3を測定しました。その結果、ユーグレナ粉末を入れたエサを摂取したラットは通常のエサのみを摂取したラットよりもAUCが有意に減少したことを確認しました。

 なお、これらの研究成果は2016年10月24日にFood & Function※4オンライン版に掲載されました。
 今後も当社では、微細藻類ユーグレナの医療分野等での利活用や食材としての付加価値向上を目指し、研究開発を行ってまいります。
 詳細は以下の通りです。

糖尿病症状の緩和に関する実験について

■研究内容
 糖尿病モデルラットにユーグレナ粉末、パラミロン粉末を入れたエサを摂取させ、通常のエサのみを摂取させた糖尿病モデルラットとのAUCを比較しました。その結果、ユーグレナ粉末を入れたエサを摂取させたラットにおいて、コントロール群と比較してAUCの有意な減少を確認しました。

グラフ

■考察
 ユーグレナ粉末の継続摂取が糖尿病症状のひとつである血糖値の上昇を抑制し、糖尿病ならびに糖尿病の合併症の予防や症状の緩和効果を持つ可能性が示唆されました。

 ※1 パラミロン…微細藻類ユーグレナ特有の成分であり、グルコース分子がβ-1,3-結合により直鎖状に重合した多糖体。
 ※2 糖負荷試験…空腹時の血糖値とともに、一定量のブドウ糖を摂取し、その結果血糖値がどのように推移するかを測定、比較する試験。
 ※3 AUC…Area Under the blood concentration-time Curve血中濃度時間下面積値のことであり、対象時間内の血糖値の合計。
 ※4 Food & Function…健康に関連する食品とその機能にフォーカスしたイギリスの学術雑誌。

以上

―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ 広報IR課

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