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ニュースリリース

※ ニュースリリースは発表当時の内容を掲載しており、最新の情報とは異なる場合がありますためご注意ください。

2015.04.10

ユーグレナ・SMBC日興証券・リバネス
日本初の『リアルテック育成プログラム』を実施するVCファンドを設立
~JTや三井不動産などとともに、研究開発型ベンチャー企業を「ヒト、モノ、資金」で支援します~

株式会社ユーグレナ
SMBC日興証券株式会社
株式会社リバネス

 株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長 出雲 充、以下ユーグレナ社)、SMBC日興証券株式会社(本社:東京都千代田区、社長 久保 哲也、以下SMBC日興証券)と株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO 丸 幸弘、以下リバネス)は、次世代先端技術を開発する研究開発型ベンチャー企業の支援を行うことを目的にしたベンチャーキャピタルファンド「次世代日本先端技術育成ファンド(通称:リアルテック※育成ファンド)」を設立し、日本たばこ産業株式会社や三井不動産株式会社など各分野において日本を代表する企業を出資者に迎え、「ヒト、モノ、資金」を総合的に支援する『リアルテック育成プログラム』の実施を開始することをお知らせします。
 リアルテック育成プログラムとは、リアルテック育成ファンドへの出資者である各事業会社がファンドを通じた資金のみではなく、経営ノウハウや施設・設備の提供、共同での研究や事業開発の実施、人材の支援などにより研究開発型ベンチャー企業の育成を行う仕組みです。
 なお、ファンド出資者が、投資先ベンチャー企業に対して資金のみでなく総合的に支援を行うことを前提としたベンチャー育成ファンドは日本初となります。また、リアルテック育成ファンドは、経済産業省のベンチャー投資促進税制の認定を受けることが本日決定いたしました。当該認定は2例目となります。
 リアルテック育成ファンドには、日本たばこ産業、三井不動産、吉野家ホールディングス、ロート製薬、鐘通が出資者として参加します。今後も当プログラムの主旨に賛同する事業会社を中心に参加者を拡大していく予定です。
※リアルテックとは:WEB上のみで完結しない、物理的な技術開発を伴う技術のこと。ロボティクス、バイオ、アグリ、エネルギー、IoT等の物理的な技術。

■リアルテック育成プログラムの実施背景
 安倍政権による成長戦略の柱のひとつとして「産業の新陳代謝とベンチャーの加速」が掲げられており、各種ベンチャー企業の発展や株式上場等が期待されています。しかしながら、リアルテック系の研究開発型ベンチャー企業は技術開発や事業化までに多大な時間や費用がかかること等により、IT分野やサービス事業分野のベンチャー企業に比べて資金をはじめとする支援が集まりづらい状況があります。
 このような中、東京大学発ベンチャー企業として初めて東証1部へ上場し、第1回日本ベンチャー大賞の内閣総理大臣賞を受賞したユーグレナ社へは、技術者やベンチャー企業から創業や企業経営についての相談や出資依頼が多数集まっており、ユーグレナ社自身の経験から企業連携によるベンチャー企業支援の体制構築の必要性を感じておりました。SMBC日興証券は、研究開発型ベンチャー企業の上場支援の実績を持っており、その実績を用いて研究開発型ベンチャー企業のさらなる活躍を支援することで、日本の産業と経済の活性を望んでいました。リバネスは、研究開発型ベンチャー企業の育成プラットフォーム「TECH PLANTER」を創出し、科学技術の発掘と研究者の育成、創業支援ならびにシード・アーリーステージのベンチャー企業を対象とした育成プログラムの提供においても実績を築いていますが、研究開発型ベンチャー企業の成長を加速する資金調達の仕組みの必要性を感じていました。そしてこの度、同じ志を持つ3社を中心に「リアルテック育成プログラム」を実施することになりました。

■リアルテック育成ファンドについて(HP:www.euglena-investment.jp)
 リアルテック育成ファンドは、ユーグレナ社の100%子会社であるユーグレナインベストメント、SMBC日興証券、リバネスが3社で設立した「合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル」が管理運営するベンチャーキャピタルファンドです。上記3社に加えて日本たばこ産業、三井不動産、吉野家ホールディングス、ロート製薬、鐘通が出資者として参加し、リアルテック育成プログラムでの育成先企業への投資を目的としています。ファンド規模は20億円から開始し、今後も参加企業が増加する予定で、2015年内には50億円以上のファンドとすることを目指します。

■各社の主な役割について(2015年4月10日現在)
 〇リアルテック育成ファンド設立各社
  ユーグレナ社: バイオ、アグリ領域における共同研究、事業化支援
  SMBC日興証券: 上場準備体制構築、大企業連携・紹介支援
  リバネス: 「TECH PLANTER」を活用した科学技術の発掘と研究者の育成、創業支援ならびにシード・アーリーステージのベンチャー企業を対象と
        した育成プログラムの提供

 〇リアルテック育成ファンド出資各社
  日本たばこ産業 : ヘルスケア分野等の研究・ベンチャー企業の支援
  三井不動産 : 研究開発拠点、オフィス等のファシリティ支援
  吉野家HD : 飲食業への展開や農業、畜産技術に関するノウハウ支援
  ロート製薬 : 医薬品やヘルスケア領域における共同研究、ノウハウ支援
  鐘通 : 研究開発型ベンチャー企業の製品販売などを通じた支援

■ベンチャー投資促進税制について
 ベンチャー投資促進税制は、経済産業省が行う民間企業等の資金をベンチャー企業への投資へと活用することを促進するための制度です。資金や経営支援ノウハウを持つベンチャーファンドによるベンチャー企業への支援を活性化させることを目的としています。具体的には、経済産業大臣の認定を受けたベンチャーファンドに出資する企業が、ファンドを通じて投資した額の80%を限度として準備金を積み立て、その積立額を損金算入できる制度です。

・ベンチャー投資促進税制に関する案内(経済産業省)
 http://www.meti.go.jp/policy/newbusiness/venture_kigyou_tax.html

○株式会社ユーグレナインベストメント
 代表者:永田 暁彦(代表取締役社長)
 設立日:2014年10月10日
 事業内容:次世代技術の発掘、育成と、次世代技術開発型企業とユーグレナ社との連携促進など

○SMBC日興証券株式会社
 代表者:久保 哲也(代表取締役社長)
 設立日:2009年6月15日
 事業内容:証券業

○株式会社リバネス
 代表者:丸 幸弘(代表取締役CEO)
 設立日:2002年6月14日
 事業内容:知識製造業(科学技術を活用した事業創出支援、教育開発、人材育成、研究開発、海外展開支援など)

以上

―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ 広報IR課

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