ユーグレナのニュース

News

ニュースリリース

2017.05.19

ユーグレナ社と事業パートナー5社との資本提携について
~ユーグレナ社のエネルギー・環境事業とヘルスケア事業のさらなる推進に向けて、事業・研究開発面でのパートナーシップを強化~

株式会社ユーグレナ
小橋工業株式会社
千代田化工建設株式会社
アピ株式会社
いすゞ自動車株式会社
伊藤忠エネクス株式会社

 株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充、以下「ユーグレナ社」)は、この度、小橋工業株式会社(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:小橋正次郎、以下「小橋工業」)、千代田化工建設株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役副社長執行役員(社長代行):中垣啓一、以下「千代田化工建設」)、アピ株式会社(本社:岐阜県岐阜市、代表取締役社長:野々垣孝彦、以下「アピ」)、いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:片山正則、以下「いすゞ自動車」)、伊藤忠エネクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田賢二、以下「伊藤忠エネクス」)を割当予定先(5社まとめて、以下「割当予定先5社」)とする総額11億円の第三者割当増資の実施を発表いたしました。第三者割当増資の詳細については、本日付でユーグレナ社が開示した適時開示資料「第三者割当により発行される株式の募集に関するお知らせ」をご参照ください。

 ユーグレナ社は、2005年12月に世界で初めてユーグレナの屋外大量培養に成功して以来、多くの企業や大学などとパートナーシップを構築しながら、技術開発と事業拡大を行ってきました。今回の第三者割当増資に参加する割当予定先5社は、ユーグレナ社が2012年の東証マザーズ上場以降にエネルギー・環境事業やヘルスケア事業で新たに協業を開始した事業パートナーが主であり、各社との関係性をさらに長期的かつ強固なものとし、事業面での連携を深めていくというユーグレナ社の意向に賛同する形で、第三者割当増資を通じた資本提携が実現しました。今回の第三者割当増資を通じた資本提携により、ユーグレナ社と割当予定先5社は、ユーグレナ社が取り組むバイオジェット・ディーゼル燃料の実用化と将来的な商業化、ならびにミドリムシ等を活用した健康商品の企画開発力とラインアップの強化をさらに推進するべく、事業面や研究開発面での協業を図っていきます。
 ユーグレナ社と割当予定先5社との間で実施してきたこれまでの取り組みと、今後予定している協業の内容は以下の通りです。

 小橋工業 2014年9月に微細藻類の効率的かつ安定的な培養方法にかかる共同研究開発契約を締結し、水田造成技術を活用した燃料用ミドリムシ培養設備の建設方法確立や建設コスト低減に向けた共同研究を進めてきました。今後は、水田型培養設備の大規模化・試験運用にも着手しながら、燃料用ミドリムシの生産コスト削減に向けた共同研究を推進していく予定です。
千代田化工建設 国産バイオ燃料計画における事業パートナーの1社として、バイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント(以下「実証プラント」)の採用技術の選定および実証プラントの建設に向けた基本設計や関係各所への届出・申請等の一連の準備を共同で進めており、2017年2月に本実証プラントの建設に関する工事等請負契約を締結しました。今後は、2017年6月着工、2018年10月完成、2019年前半稼働のスケジュールで、実証プラントの建設を進めていく予定です。
アピ 東証マザーズ上場以前よりミドリムシ等を活用したユーグレナ社の自社・OEMブランド健康食品の最終製品の製造・加工を受託してきており、相互の知見を活かしながら新商品の開発も行ってきました。今後もさらに協業を深めることで、ミドリムシ商品の製造・加工と商品開発力の強化を進めていく予定です。
いすゞ自動車 2014年6月にミドリムシ由来バイオディーゼル燃料に関する共同研究契約を締結し、次世代バイオディーゼル燃料の実用化を目指す「DeuSEL®プロジェクト」を共同で推進してきたほか、国産バイオ燃料計画にも事業パートナーの1社として参画しています。今後は、次世代バイオディーゼル燃料を用いた公道走行の実現に向けて、本実証プラントの生産物の評価・利用に関する検討を進めていく予定です。
伊藤忠エネクス 国産バイオ燃料計画における事業パートナーの1社として、2015年11月に本実証プラントで使用するバイオ燃料原料の供給に関する覚書を締結し、本実証プラントで使用する微細藻類以外のバイオ燃料原料の調達に関する検討や、製造したバイオ燃料の需給・物流・販売に関する協議を進めてきました。今後もさらなる協議・調査を進め、2019年前半の稼働に向けて微細藻類以外のバイオ燃料原料の調達・供給・使用および実証プラントの生産物の販売に関する検討に着手していく予定です。

 なお、第三者割当増資を通じた資本提携に関する各社のコメントは以下の通りです。

ユーグレナ(出雲代表取締役社長):
 “この度の第三者割当増資により、これまで懇意にさせていただいてきた事業パートナーの皆さまに資本提携という形で当社の新しい仲間になっていただけたこと、心から嬉しく思っております。当社はオープンイノベーションにより当社のビジョンを共有いただける皆さまとの研究開発及び事業推進を行ってきた実績がございます。今回、お引き受けいただいた5社ともさまざまな形でのコラボレーションを実践し、「人と地球を健康にする」という理念に向かって全力で取り組んでまいる所存です。”

小橋工業(小橋代表取締役社長):
 “ユーグレナ社とは当社の水田造成技術を微細藻類の培養に活用できるのではないかと考え、2014年から同社との共同研究を実施しています。ミドリムシは食料品だけでなく、化粧品や燃料にも活用できるため、ユーグレナ社とより一層の共同研究を通じて、日本農業の新たな可能性に挑戦していきたいと考えております。”

千代田化工建設(中垣代表取締役副社長執行役員(社長代行)):
 “国産バイオ燃料計画のパートナー企業として、2017年2月に工事等請負契約を締結し、国内初のバイオジェット・ディーゼル燃料実証精製プラントの設計・建設を担っています。今後は、資本提携先としても、2019年前半迄のバイオ燃料の生産開始に向けて建設工事を着実に遂行し、将来的な商業化の調査・検討についても多くの方々とご一緒したいと考えております。”

アピ(野々垣代表取締役社長):
 “当社は健康食品、医薬品の受託製造加工を行っており、ユーグレナ社との間では2012年以前よりミドリムシ健康食品の製造・加工を受託しております。この度の増資引き受けを通して、当社とユーグレナ社での相互の知見・ノウハウを生かした商品開発力の強化が図られることを期待しています。”

いすゞ自動車(片山代表取締役社長):
 “ユーグレナ社とは2014年6月に発表した「DeuSEL®プロジェクト」によりバイオディーゼル燃料の共同開発に着手し、国産バイオ燃料計画によりその取り組みをより前に進めています。今回の資本提携を契機に、次世代バイオディーゼル燃料の実用化に向けた取り組みをユーグレナ社と共同で加速させていきたいと考えております。”

伊藤忠エネクス(岡田代表取締役社長):
 “当社とユーグレナ社は国産バイオ燃料計画のパートナーとして、微細藻類以外のバイオ燃料原料の調達に関する検討を共同で進めてまいりました。今回の増資引き受けを通して、より緊密な関係性を構築し、バイオジェット・ディーゼル燃料の実用化と将来的な商業化に向けた取り組みを推進すると同時に、エネルギー企業として低炭素社会の実現に貢献していきたいと考えております。”

 ユーグレナ社は、本割当予定先5社を含むさまざまなパートナーや関係各所からの協力のもと、中期経営目標に掲げる2020年9月期までの「グループ連結売上高300億円の達成」と「国産バイオジェット・ディーゼル燃料の実用化」の達成に向けて、着実に取り組みを進めていきます。

以上

―報道関係者お問い合わせ先―
株式会社ユーグレナ 広報IR課