ミドリムシで、空を飛ぶ。

ミドリムシで、空を飛ぶ。

「本日は、ユーグレナ航空をご利用いただき誠にありがとうございます。
当機は羽田発石垣行き4907便でございます。
本日のフライトには、ミドリムシによるバイオ燃料を使用しています。
石垣島まで環境にやさしい空の旅をお楽しみください」

ミドリムシ燃料で環境に配慮して、ジェット機が世界中の空を飛ぶ。
夢物語と思われるかもしれませんが、
そう遠くない未来に実現したいと本気で思っています。

ジェット燃料に適したミドリムシオイルの成分

ジェット燃料に適したミドリムシオイルの成分

飛行機の燃料であるジェット燃料には、軽油のように軽質な燃料が必要で、その軽油よりもっと軽質な灯油が利用されています。ミドリムシは、抽出・精製されるオイルが軽質であるため、他の植物微細藻類に比べてもジェット燃料に適しています。

高い生産性と食料との非競合

高い生産性と食料との非競合

ミドリムシの培養には専用設備を利用するため培養場所が農地である必要がありません。
サトウキビやトウモロコシといったバイオ燃料と違い、食料生産の土地と競合する心配がないため、本来食料にすべきものを燃料にするようなことがなく、食料価格の乱高下を防ぎ、適正価格化に貢献します。
また、現在バイオ燃料候補として挙げられている植物よりも敷地面積当たりの油脂生産性が高いことも特徴です。
ユーグレナ社東京大学内ラボでの実験では、油ヤシの実に比べ15倍以上の生産が可能ということが分かっています。

循環型燃料

循環型燃料

石油は地中から掘り出されて燃やされ、元々地中に固定化されていた二酸化炭素を空気中に増加させます。
一方、二酸化炭素を吸収して光合成で育ったミドリムシから製造した燃料は、燃やして二酸化炭素を出しても結果的に空気中の二酸化炭素は増加しません。すなわち循環型の燃料と言えます。
よって、石油由来ではなくミドリムシ由来のバイオジェット燃料を利用することで、温暖化の一因といわれる二酸化炭素を空気中に増加させることなく、今までと同じように飛行機を飛ばすことができるようになります。

今後世界で、航空機の二酸化炭素排出規制がより強まると予想されています。
ユーグレナ社は、生産効率をより一層高め、
市場価格に見合った良質のミドリムシ燃料の普及を目指します。
地球に負荷をかけない方法で、たくさんの人たちが国境を越えた
交流を深めていける世界のために。