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ユーグレナのニュースNews

お知らせ

2007.09.25

広尾学園@東大ラボ見学

8月31日、広尾学園高校1年Aクラスの学生13名(男子学生2名、女子学生11名)が東京大学アントレプレナープラザ内にある株式会社ユーグレナの研究室を見学に訪れました。同学園で10月13、14日に行われる学園祭でユーグレナに関する発表を行うため、事前に勉強をしにきたのです。

13:00 本郷三丁目駅集合

集合は本郷三丁目駅
「学園祭で環境というテーマを取り上げてみたい」
そこで担任の鈴木先生から提案されたのがユーグレナ。ほとんどの学生のみなさんは東大に行くのは初めてなので、大学に向かう前から会話に花が咲きました。

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13:15 赤門で記念撮影

東京大学といえば赤門、まずは記念撮影をしました。

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13:30 東京大学コミュニケーションセンター

赤門をくぐり、まず向かったのは東京大学コミュニケーションセンター。ここは東京大学オリジナルのボールペンやノート、ストラップなどを売っている”おみやげ店”のようなもの。しかし、ただの”おみやげ店”ではない、と語るのは店長さん。「東京大学の研究の成果で出来た商品を売っています」とのこと。

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例えば、御酒(うさき)という泡盛はその1つ、東京大学で研究をしていた発酵学によって復活した菌で作られたお酒で、飲みやすさが特徴だそうです。

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もう1つ紹介されたのは、資生堂と東京大学のコラボレーションで開発された“蓮香”シリーズ。みんなで油取り紙の香り、使い心地を体験。「いい香り」と満足そうな顔が見られました。

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コミュニケーションセンター内自由見学の様子、色々なものに囲まれてみんな興味津々に見ています。

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13:40 東京大学アントレプレナープラザへ

コミュニケーションセンターを後にして次はいよいよ実験室のある東京大学アントレプレナープラザへ、まず実験室に入る前に会議室内でユーグレナを使った商品の説明と試食を行いました。また、顕微鏡を使ってユーグレナの観察をしました。

株式会社ユーグレナの鈴木と尾形が自己紹介の後、まずはサプリメント、ユーグレナピュアの紹介。

ユ:「ビタミンやミネラルなどがバランスよく含まれ、体の中のいらない物を出してくれる効果がみられます」
ユ:「普段はカプセルのままで飲みますが、ぜひ今日はカプセルから粉を出してなめてみてください」

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ユ:「粉の見た目、なめてみた感想はどうですか?」
広:「外見はクロレラに似てる、味も」
広:「見た目は抹茶だけど味は青汁っぽい」
広:「海草っぽい?何か”海”って感じがする」

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次に、顕微鏡を使ってユーグレナの観察をしました。

広:「ブロッコリーの花芽みたいな形、おたまじゃくしにも似ているよ」
広:「すごい!動いてる!」
ユ:「ユーグレナってどのくらいの大きさかわかる?」
広:「えー、確か何ミクロンとかそのくらい?」
ユ:「そうそう、長さが100ミクロンで幅が10ミクロンくらいだね」

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広:「これをさっき食べたんですよね!?」
広:「ユーグレナって生きたままでも食べれるんですか?」
ユ:「そうですね、飲めますよ。でも、乾燥させたほうが体積が小さくなるので飲みやすくなります」
広:「ユーグレナって刺激を与えるとどうなるんですか?」
広:「水の中にいるんだからいつも刺激を受けているような感じでしょう」
ユ:「光の刺激がある方向に行く性質はありますね」
ユ:「顕微鏡で見ると赤く見えるところが光を感じて移動するんです」

次は試作中のユーグレナクッキーの試食。

ユ:「ユーグレナを使ったクッキーがあるんですけど、食べてみませんか?」
広:「食べたいです!!!」

—試食—

広:「これ美味しい!商品化してないんですか?」
ユ:「まだ試作段階です、チョコ味やチーズ味を作ってみています」
広:「これ商品化してください!絶対売れますよ」
ユ:「いくらくらいだったら買いますか?」
広:「うーん、3本入りで300、200円?」
広:「少しユーグレナのにおいがありますけど、甘くなっててさっきのカプセルよりも大分食べやすいと思います」

「せっかくきたんだからみんなで味・におい・手触りがどうか、スケッチをするなどして観想をまとめてみよう」と鈴木先生。
広:「粉が手によくくっつく」
鈴:「手につきやすいというのはどういうことかな?粒子が細かいということだよね」
ユ:「ユーグレナのスケッチはどう?」
広:「ユーグレナはよく動くんでスケッチをするのは難しいです」

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14:30 研究室見学

会議室から移動して、アントレプレナープラザ7階へ。ついに研究室の見学です。
まずは入り口近くのボードを使って研究員の尾形からユーグレナの機能について説明。

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ユ:「ユーグレナは石垣島で育てています。二酸化炭素が水に移行しやすく、光の当たる面積が大きくなるように、このような円形のプールで育てています。石垣島には良い地下水が豊富にあり、太陽エネルギーが非常に強いのでユーグレナの培養をしやすい場所なんです。」

ユ:「ユーグレナは非常に栄養が豊富で、さらに、体の中にたまってしまった不要なものを出してくれるといわれています。ユーグレナを食べれば、後はご飯だけを食べていれば大丈夫なくらい栄養があるんです。」

広:「え、すごい!」

ユ:「宇宙のような物質の出入りがない閉鎖系で、人間がユーグレナを食べて二酸化炭素を出し、その二酸化炭素を吸ってユーグレナが育って酸素を出し、その酸素を吸う人間がまたユーグレナを食べて二酸化炭素を出す、このような循環が光エネルギーさえあれば成立させられるという研究もされています。ユーグレナを使っていたかわかりませんが、NASAやロシアの機関でも同じ概念で研究されていたそうです。」

ユ:「次に、バングラデッシュなどではご飯のような炭水化物はあっても野菜や肉がないためビタミンA不足になり、夜盲症になってしまう人たちがたくさんいるんです。そんな人たちに、さっき食べてもらったユーグレナのサプリメントを1日3粒ずつとってもらうだけで症状が改善されるはずですし、また先進国の人たちにとってもさっき言ったような効果や食べすぎによる代謝の悪化にも効果があると考えられます。」

ユ:「ラボではユーグレナにどのような働きがあるのかということと、どのような成分が含まれているかなど基礎的なことを調べています。」

ユ:「ここまでで何か質問ありますか?」
広:「宇宙にはどのような状態でユーグレナを持っていくのですか?」
ユ:「水槽ですね」
ユ:「たとえばその水槽をもう1段階何かで囲って、酸素と二酸化炭素が行き来するようにすればそれが循環系になるんです」
ユ:「ほかに何か質問はありますか?何でもいいですよ」
広:「(ユーグレナを飲んでいるプロバスケの)長谷川選手って、強いんですか?」
ユ:「強いです、バスケットボール会のカズ選手のような方ですよ」
ユ:「後は格闘技の選手が減量をするときにユーグレナは役立つみたいですね、カロリーはないけど栄養はありますから。」
広:「あー!なるほど!」
広:「メタボリックの人が飲めば…(鈴木先生に視線が注がれる)健康になれますか?」
ユ:「そうそう、なると思いますよ」
広:「先生箱買いしなきゃ!」
鈴:「わかったよ…」
ユ:「先生、ネットで変えるようになっていますから」
(一同笑い)

ユ:「では、ここからは皆さんに実際に実験をしてもらおうと思います。
何をやってもらうかというと…皆さんに新しいユーグレナを発見してもらいたいと思います。ユーグレナと一言で言っても人間と同じようにたくさんの種類がいます。色々な場所から取ってきた水が用意してあるので、今回はみなさんにユーグレナを見つける作業を手伝ってもらおうと思います。」

ユ:「まずは手を消毒して、乾かないうちにドラフトの中に手を入れて作業をします。ピペットを使って試験管の中に培地というものを入れ、そこにユーグレナの入った水を、今度はパスツールピペットを使って注ぎます、これでおしまい。自分がどの試験管を使ったのかがわかるようにマークをつけておいてくださいね。」

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会議室ではわいわいしていた学生たちも、自分の手を使って実験するときには真剣そのもの。1人1人作業を行いました。

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ユ:「いい緑色が出たら連絡しますね」
ユ:「一生懸命やってもらったけど何も残らないってこともありますが」
広:「え、せっかくやったのに」
ユ:「それが実験っていうものなんだよ」

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最後にユーグレナ社の社長である出雲から学生の皆さんにメッセージ

出:「今日はお疲れ様でした、今度皆さんのところにユーグレナを送りますね。みんな今日色々な体験をしてみて、何か心に残ったことがあったと思います。放っておいたら頭の中から消えてしまうから忘れないようにメモを取ろう!学園祭の内容作りの報告が皆さんから届くのを楽しみに待っています」
ユ:「質問があったら何でもしてくださいね」

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14:40 見学終了、今後の予定を確認

ユ:「みんな今日の1日の感想は?」
広:「色々できて楽しかったです」
広:「一番楽しかったのはクッキーの話をしているとき、何か商品を開発している気分になりました」
広:「実験室はもっと汚いのを想像していたけどぜんぜんそんなことはなく、きれいだった」
広:「実験室では初めて見る器具、初めて使う器具がたくさんあって緊張しちゃいました」
広:「私、絶対に東大に来ます、名前覚えておいてください!」

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見学が終わって、電車に乗るために本郷三丁目駅へ
鈴:「今日体験したことを踏まえてまた頑張ってやっていこう、これからの流れはどうして行くかみんなで今度話そう」
広:「はい!」

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広尾学園の学園祭は10月13、14日。今から発表内容が楽しみだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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