その他事業 グラミンユーグレナ

その他事業 グラミンユーグレナ

人と地球のサスティナブルな発展を目指す夢のカタチ

「グラミンユーグレナ」はバングラデシュ人初のノーベル平和賞に輝いたムハマド・ユヌス博士率いるグラミングループと、「人と地球を健康にする」ことを理念に持つユーグレナ社が、日本の食料事情改善とバングラデシュで貧困に苦しむ農村地区の所得向上や生活改善を目指すユヌス・ソーシャルビジネスの一環として設立した合弁企業「ユーグレナGG」の通称です。

緑豆プロジェクト

バングラデシュは国民の大半が農民という農業国にもかかわらず、地方の農村と農民に貧困が多く見受けられています。彼らの生活水準を改善するためにバングラデシュでは現在、農村での雇用の創出と、住民への栄養価の高い食料の提供が急務となっています。

また日本では国内で消費する「もやし」の原料として欠かせない緑豆。しかし2015年現在、そのほぼ100%を海外からの輸入に依存しています。またそのうちの約89%を中国産が占めており、近年の世界的な食料価格高騰により、他の穀物同様、緑豆も大幅な価格上昇に見舞われています。

そこで私たちが取り組むのが緑豆。グラミンユーグレナがそのビジネスの第一歩として取り組む「緑豆プロジェクト」は、バングラデシュの農民が育て、栄養価の高い食材として現地で食されている緑豆の生産性を日本の技術で安定的に向上させ、同国内で販売するだけでなく、日本に供給しようというプロジェクトです。

貧困解消と、食料供給の安定化のために。バングラデシュと日本がそれぞれに持つ、それぞれの弱みを緑豆の栽培、販売を通じて、互いの強みに変えていく。そしてそれぞれの国の人々の暮らしを改善する。それがグラミンユーグレナ「緑豆プロジェクト」の狙いです。

ビジネスモデル

グラミンユーグレナ
ユーグレナ社とグラミン農業財団が資本比率50:50にて設立した現地合弁会社です。高品質な緑豆の栽培ノウハウを農民に直接指導しています。PKSFから新たに加わる農家へのトレーニングも実施します。収穫した緑豆はグラミンユーグレナが市場価格を上回る価格で農民から購入し、もやしの原料として日本に輸出します。また緑豆の一部は、農民からの購入原価に近い価格で現地販売します。
Palli Karma-Sahayak Foundation(PKSF)
PKSFが持つ約2,000万人の農家ネットワークを活かし、農家の「緑豆プロジェクト」への参画を推進します。また、農家が「緑豆プロジェクト」へ参画するのに必要な活動費等をIFADの補助金を活用して提供します。
国際農業開発基金(IFAD)
貧困地域における農業支援を目的にPKSFへの補助金提供を行っています。
ユーグレナ社
グラミンユーグレナに対して事業資金と農業技術を提供し、緑豆栽培のクオリティと収穫量の向上を目指します。また、緑豆をグラミンユーグレナより購入し、日本のもやし業者へ販売します。

緑豆プロジェクトのメリット

バングラデシュへのメリット

農村地区における貧困そうの雇用創出
緑豆プロジェクトを通じて、緑豆栽培により農民の雇用機会を創出します。
日本の農業技術およびノウハウの導入
日本の栽培技術を習得することで、緑豆の収穫量・品質を向上し、収入の増加を実現します。
より高品質の緑豆を食卓へ
現地にて高品質で、栄養価に富む緑豆はダール(豆カレー)などで好まれて食されており、ニーズがあります。日本の農業技術を用いて栽培した、高品質の緑豆を安価で国内販売することで、バングラデシュ人の人々の生活水準の向上に貢献します。

日本へのメリット

新たな供給源の確保
緑豆輸入における中国への過度の依存を抜け、バングラデシュ産の緑豆を輸入することで供給源の多角化を実現し、今後のもやし生産の原材料入手におけるリスク回避を行います。
緑豆の価格の安定化を実現
価格上昇リスクの回避を念頭に、生産から販売まで包括的に管理することで、安定した価格での緑豆の供給を実現させます。
安全・安心な品質の確保
現地の畑での生産から日本への輸入販売までを一括管理することで、より安全・安心な緑豆を日本へ提供します。

緑豆プロジェクトのこれから

グラミンユーグレナのもと、2016年度バングラデシュで緑豆プロジェクトに取り組む農民の数は3,000名を越えています。その農地は合計2,000haを超える規模となります。この取り組みはバングラデシュと日本の人々の暮らしに貢献する新しい形のビジネスとして、今後もその収穫規模を拡大していく予定です。

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