~バングラデシュからの「ユーグレナGENKIプログラム」レポート~


2017年3月の活動報告
~ 血液検査診断書配布~

株式会社ユーグレナ
事業開発部 / バングラデシュ事務所

1.今期の報告

いつもユーグレナGENKIプログラムをご支援いただきありがとうございます。今期(2016年4月~2017年3月末)の目標である150万食に対し、2017年3月末をもって、合計約165万食分のクッキーを配布し、無事3年目を終了することができました。来期(2017年4月~2018年3月末)は、現契約校の子どもたちの出席率を向上させ、200万食の配布を目指します。

2.血液検査診断書配布

昨年11月に3校、約310名の子どもたちに対し血液検査を行い、診断書を両親に配布しました。特に貧血症状が見られる多くの子どもたちの両親に、医師より丁寧に検査項説明を行っていただきました。具体的には「鉄分補給するため小魚を多く摂取すること、免疫力を高めるため野菜・果物の摂取を心掛けること」といった栄養改善アドバイスです。説明を受けた1年生 マルフ(Maruf) 君のお母さんは、「私たちは血液検査を受ける金銭的余裕がないため、今回が初めての血液検査となりましたが、これを参考に少しでも栄養のあるものを食べさせるようにします。」と感謝の気持ちを伝えてくれました。

3.孤児へのクッキー配布開始

GENKIプログラムでは現在39校がクッキー配布の対象となっています。これらの学校の子どもたちは貧しいながらも両親または片親はいますが、バウニアバズモデル学校 (Bauniabadh Model School) の生徒である約100名は、何らかの事情で孤児になってしまった子どもたちです。NGOや先生からの強い要請により3月からこの学校でもクッキーの配布を開始しました。この施設では十分な食事が提供できず、子どもたちは栄養バランスに欠ける食事をしています。今後、クッキーを食べ続けることにより栄養状態が改善できるものと期待しています。

4.現地スタッフ ユスフ (Yousuf) の仕事紹介

今月は、現地スタッフであるユスフの仕事について紹介します。彼の業務は毎日学校を訪問し、校長先生、先生、子どもたちに会い、本プログラムの改善点や問題点を聞き出すことです。またクッキーがきちんと子どもたちに配布されているかをモニターすることも重要な役割です。沢山のクレームや要求がありますが一番の苦労は先生を説得することです。このプログラムは先生の協力無しには推進できませんが、善意のサポートが前提になっています。中には余分な仕事をするのだから手当をつけて欲しい、先生にもクッキーを配布して欲しい等の要望を受けることもあります。先生も決して裕福ではないので、最もなご意見ですができるだけ多くの子どもたちにクッキーを配布するためそこまでの余裕がないことを理解してもらう努力をしています。このような作業を地道に続けることにより今年も160万食の配布ができたことをご報告いたします。

5.まとめ

4月に、GENKIプログラムは4期目を迎えます。当初は1日あたり、2,000食配布からの開始でしたが、今年は7,000食の配布まで拡大することができました。本プログラムを応援して下さる皆様やスポンサー企業のご支援の賜物です。本当にありがとうございます。来年は、登録生徒数約12,000名の内、何らかの理由でクッキーを食べられていない5,000人にどうずればクッキーを配布できるか知恵を絞り工夫をしていきます。クッキーを必要とする配布先の選定についても従前以上の厳選をしていきます。引き続き、ご支援よろしくお願いいたします。