~バングラデシュからの「ユーグレナGENKIプログラム」レポート~


2016年8月活動報告
~血液検査準備とNGO懇親会~

株式会社ユーグレナ
バングラデシュ事務所 プロジェクトマネージャー
モハメド・アケルザマン

1.はじめに

いつもGENKIプログラムをご支援いただきありがとうございます。
先月はラマダン明け後のお祭りであるイードが祝日と重なり、約2週間の休みとなりました。
休みの前後は生徒の出席率が大幅に低下しクッキーの配布数は目標を下回る結果となりました。
この不足分をカバーするためさらにもう一校と契約しGENKIプログラムに参加してもらう予定です。

2.第2回血液検査への同意書作成

現在、10月に実施予定の2回目の血液検査へ向けて準備を進めています。このために関係当局からの許可や両親からの同意書が必要となりますがこれが一苦労です。対象となる子どもたちのご両親は血液検査の意義や目的を理解していない事が多く、十分な説明が必要となります。この検査はバングラデシュの子ども達の栄養改善のために必要であることを説明し納得してもらえるよう説明会(写真-1)を開催しました。中には同意書に自分の名前が書けずサインできない方もおられるのでスタッフがサポートをして署名してもらうこともあります(写真-2、3)。


3.NGOとの懇親会

スラム街で学校を運営しているNGOとは定期的な懇親会を開催しています。今月はManobik Shahajo Shogtha (MSS)というNGOの経営者であるハスナット氏に参加していただきました(写真-4)。ここは学校教育以外にもダッカ市内で貧困問題解決の為、様々な活動を展開しています。MSSには約180名の子どもが学んでおり、2年前からGENKIプログラムを活用しています。もう一つのNGOはMatri sayaといいます。ここは新規の契約先で、当事務所でのフォローアップ会議の後、懇親会を開催しました。このような会議と懇親会を通じて先方のニーズと課題を聞き出しGENKIプログラムの改善に努めています(写真-5)。


4.昨年からユーグレナクッキ―を食べているある子どもたちの様子

NABISCO社の配送車が到着するとドライバーが運んでくれるのを待ち切れず自分たちで校内にクッキーを運んでしまいます(写真-6)。皆とても嬉しそうな顔をして段ボール箱を持っています。GENKIプログラムに携わっていて良かったと感じるひと時です。
また、バングラデシュでは子どもだけでなく成人男性同士でも肩を組んだり手をつないだりしながら歩いている風景はよく見られます。これは、仲が良いということを表現する形のひとつです(写真-7)。


5.まとめ

今月も新規でGENKIプログラムに参加してくれる学校が増えました。この中には血液検査に協力してくれる学校もあります。度重なるテロやそれに伴う鎮圧行動の為、治安は相変わらず不安定なままです。外務省の危険レベルは2のままで原則的にバングラデシュへの渡航は禁止されていますので日本人のみならず、多くの国からの来訪者は激減しています。また予想以上に休校が多くクッキーの配布数は目標数を下回っていますが目標達成を目指して後半戦に臨みます。
引き続き皆様のご支援をお願い申し上げます。