~バングラデシュからの「ユーグレナGENKIプログラム」レポート~


2015年12月の活動報告
~地方でのGENKIプログラム拡大準備~校長先生のフォローアップ~

株式会社ユーグレナ
バングラデシュ事務所 所長
モハメド・アケルザマン

はじめに

新年明けましておめでとうございます。おかげさまで今期は目標のクッキー100万食配布に対し昨年末までに74万食の配布を完了いたしました。3月末まで目標を達成するべくしっかりと業務を推進していきたいと考えています。

1.校長先生方とのフォローアップミーティング

写真-1 先生方の打ち合わせ写真-1 先生方の打ち合わせ

12月にはダッカオフィスに対象校の校長先生にお集まりいただき、今期の課題と来期の配布数についての会議を開催いたしました。

参加数は24名に上り、バングラデシュオフィスの会議室が満員で入りきれないような中で熱心な議論が展開されました。
先生への評価やクッキーの管理方法などの課題について有意義な意見交換ができました。最後に今期、最もGENKIプログラムに貢献してくれた3人の先生をBest Performance Award に表彰しました。受賞者はプログラムの資料作成のレベルの高さや提出期限の正確さ等を考慮し決定されました。


2.血液検査の実施について

写真-2 先生方の打ち合わせ写真-2 先生方の打ち合わせ

これまで1年半にわたりGENKIプログラムを推進してきましたがその効果を測定するために血液検査を今年より実施する予定です。この作業を実施するためGCC (グラミン・コミュニケーション・センター)と契約を結びました。この国では女性や子どもたちの貧血が深刻な問題となっており、検査を通じて症状の改善効果を計測することを目的としています。


3.Ishuwaldi 並びにPatuakhali 出張

2016年4月より、GENKIプログラムを従来のダッカのスラム街以外に農村部の貧困層にも拡大したいと考えています。対象エリアを決定するために以下の2地域にて調査をしてきました。

~現地調査について~
対象地として、IshawdiとPatuakhaliという地域を検討しています。Ishuwaldi(イシュワルディ)はダッカの西方250km、Patuakhali(ポトアカリ)は南方300kmに位置しています。それぞれの地域に行くためには自動車で7時間、船で12時間もかかります。
現地の学校、教育関係者や先生方と面談し、本プログラム実施の可能性について調査とヒアリングを行いました。地域の住民は農業や漁業で生計を立てており、バングラデシュの中でもとりわけ貧しいエリアになります。GENKIプログラムが最も必要とされる地域であり、実現に向けてしっかりと調査を継続していきます。しかし一方でこの地域では国連のWFP(World Food Program)が活動を展開しており、既にクッキーを配布していますので重複しない学校を選定する必要があります。また、地方でGENKIプログラムを展開するためには新たなオフィスの開設や人員の補強が必要になりますのでその準備も同時に進めています。

4.まとめ

ダッカ事務所では上記に報告した3点について期末までにしっかりと業務を推進していきますので引き続きのご支援をお願いいたします。
1 血液検査の開始と実施
2 2016年3月までに100万食分のクッキーの配布
3 地方でのクッキー配布体制の確立