~バングラデシュからの「ユーグレナGENKIプログラム」レポート~


2015年10月の活動報告
~ユーグレナバングラデシュ事務所の2周年~効果測定調査~

株式会社ユーグレナ
バングラデシュ事務所 所長
モハメド・アケルザマン

1.はじめに

ユーグレナバングラデシュ事務所は2015年10月をもって開設2周年を迎えることが出来ました。皆様のご支援に深く御礼申し上げます。また事務所も今年9月にグラミン財団本部のあるミルプールに移転しました。対象校の多くはミルプール地区にあるため、これまでより効率的な業務が推進できるようになりました。現在の対象校は24校となりスタッフの人数も当初の3名から5名になっています。
現時点での対象生徒数は7,000名を超え、毎日平均5,000食分のクッキーを配布しています。生徒の出席率は70~80%であり祝日等の休日を考慮し配布数より多い生徒を対象者としています。10月の目標は12万食でしたが普段の月より学校の休みが数日多く約11万食の配布となりました。

2.効果測定の調査

当事務所ではGENKIプログラムの効果測定を毎年2回4月と10月に実施しています。この2回の測定では任意の対象者400名(摂食者200名・非摂食者200名)に身長、体重、握力、ジャンプ力の検査をしています。写真-1.と写真-2.は対象の児童の測定を行っている現地スタッフと子供たちの様子です。
1回目の測定は半年前の4月に実施しましたが8歳と9 歳の生徒については体重、身長の面である程度の差異が見られました。具体的には、身長面で摂食者は非摂食者より2~3cmの成長差を確認できましたが、10歳の子供についての結果は平均で約1cmの成長差でした。体重については摂食者と非摂食者の間において大きな差はありませんでした。今後は来年2月より更に血液検査を実施する予定です。
これにより、貧血症状の改善程度や全般的な栄養状態がある程度測定できるのではと考えています。

3.学校訪問&現状のチェック

10月の主な目標は、今期の目標である100万食配布のめどを付けることと、効果測定の体制確立でした。このためスタッフ全員で役割を分担し各作業を推進しています。
また、先生方とは定期的なミーティングを開催することで、問題が発生しないようにしています。写真-4,写真-5は先生に注意事項やGENKIプログラムの目的を改めて説明している場面です。わたしたちの役割と学校側の役割を明確にし、それぞれの仕事を確認しています。写真-6はメンバーのアザムがGeneva Campでプログラムの趣旨を先生や子供たちの両親に伝えている場面です。
来年以降、プログラムにおけるクッキーの配布数を増加していく予定もあり、その際も対応できるよう仕組みや役割分担についてさらなる工夫をしていきます。引き続き日本の皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。