~バングラデシュからの「ユーグレナGENKIプログラム」レポート~


2015年5月 活動報告
~ユーグレナGENKIプログラムの拡大、新規契約校にクッキー配布開始~

株式会社ユーグレナ
バングラデシュ事務所 所長
モハメド・アケルザマン

今年度からスポンサー企業が増え、一日当り約4,000名の子どもたちにユーグレナ入りクッキーを配布することができるようになりました。年間換算では約100万食に相当し、新たに2,345名の子どもたちに本プログラムに参加してもらうこととなりました。

1.はじめに

今年の5月からは、新しい学校も含めて以下の学校でユーグレナGENKIプログラムを実施しています。
SUROVI, MSS, OBAT Helpers, EkmattraそしてBDP(Basic Development Partners), ARBAN(Association for Realisationof Basic Needs),Bauniyabad Islamia Alim Madrasah等の学校です。本プログラムを導入している組織は現在7団体で学校数は19校に拡大しました。プログラムの管理やモニタリングのため、ダッカ事務所では新たに2名の社員が加わり、学校に毎週2回訪問してモニタリングを行います。特に新しい学校には重点的に訪問し、学生や先生や地域の方々の反応を把握するようにしています。小さな子どもには全て食べ切るには少し量が多いとか、一年間同じ味付けのクッキーではどうしても飽きてしまうなどの貴重な意見を聞くことができました。これらの意見をよく踏まえ、可能な改善は行っていきたいと考えています。

2.NGO団体・ARBANの学校でのプロジェクト開始について

ARBAN学校のプロジェクト開始ARBAN学校のプロジェクト開始

今月から新たに3つの学校の883名の子どもたちにGENKIプログラムを実施しています。学校には一回で約2週間分のクッキーを届けています。
このARBAN学校の先生や事務の方はGENKIプログラムに積極的に協力していただいており、作業もスムーズに進めることができています。写真―1はクッキー配布初日に子どもたちがグランドへ集合している写真です。子どもたち一人ひとりにクッキーを手渡ししました。


3.Bauniyabad Islamia Alim MadrasahでのGENKIプログラム開始について

Madrasahのプロジェクト開始Madrasahのプロジェクト開始

Bauniyabad Islamia Alim MadrasahはNGOの経営ではなく、地元の方々の支援により運営されている学校です。学生数は354人、GENKIプログラムの新しい対象校になりました。この学校は普通の授業に加えてイスラム宗教の勉強を重点的に行っています。他の学校と異なり男子学生は帽子をかぶり女学生はスカーフで髪がほとんど隠しています。制服も他の学校と違って真っ白です。写真はGENKIプログラムの開始のためグランドに集合しているところです。


4.NGO団体・BDPの学校でのプロジェクト開始について

BDP学校のプロジェクト開始BDP学校のプロジェクト開始

NGO団体・BDPは4校を運営しており合計1108名の子どもたちが通っています。ここでもGENKIプログラムを開始しました。この学校にはグラウンドがないので教室ごとにクッキーを手渡しています。このNGOの学校はダッカ市内だけではなく郊外にもあります。BDPへの活動にはJICAのボランティアも参加されています。このため学校の環境は他の学校に比べてきれいです。例えば教室の中には入る時には玄関の靴置き場に靴を揃えてから入ります。ここでも子どもたちはGENKIプログラムのクッキーを大変喜んでくれました。

5.出雲社長の学校訪問について


社長出雲のSUROVI学校再訪問社長出雲のSUROVI学校再訪問

5月下旬、社長の出雲がSUROVIの学校に行き、子どもたち一人ひとりにクッキーを手渡ししながら話をしました。「ユーグレナ入りクッキーを1年間食べてどうですか?」「将来何になりたいですか?」などです。
最後には「毎日ユーグレナ入りクッキーを食べて、良く勉強して、将来の夢を実現してぜひ日本にも来てください」とメッセージを伝えました。この学校には以前一度訪問しているため、出雲のことを覚えている子どもたちもたくさんいました。また、以前に会った時はとても痩せて不健康そうだった子どもと再会したのですが、その子がふっくらと健康そうになった姿を見て驚くとともに深い感慨を感じていたようでした。 このような形でも、クッキー配布の効果を実感することができました。


6.ソーシャルビジネスデイでの出展について

バングラデシュで行われるビッグイベントである第6回ソーシャルビジネスデイが5月28日にダッカ市内で開催されました。グラミンユーグレナ※のブースではGENKIプログラムの説明とサンプルクッキーの配布を行い、日本バングラデシュ両国のメンバーが閉会の午後6時まで多くのお客さまにGENKIプログラムについて説明しました。たくさんの来場者のみなさまにGENKIプログラムについて関心を持っていただくことができました。

※バングラデシュ人初のノーベル平和賞受賞者であるムハマド・ユヌス博士が率いるグラミングループとユーグレナ社が設立した合弁企業「ユーグレナGG」の通称。http://euglena.jp/grameen/

7.まとめ

皆さまのサポートを得ながら子どもたちの健康改善に貢献できるよう、ユーグレナGENKIプログラムを継続して実施していく所存です。今年度の目標である100万食を達成するために引き続き注力いたします。