~バングラデシュからの「ユーグレナGENKIプログラム」レポート~


2014年7月の活動報告
~ラマダン(断食)時期のプログラム運営について、クッキー配布対象学年の拡大など~

株式会社ユーグレナ
バングラデシュ事務所 所長
モハメド・アケルザマン

ユーグレナGENKIプログラムを開始してから約4ヶ月が経ちました。以下にて7月の活動状況をご報告します。

1.ラマダン(断食)時期のプログラム運営について

7月はユーグレナGENKIプログラム開始から初めてとなるラマダン(断食)の時期であり、ムスリムである事務所メンバーも全員断食しながらプログラムを運営しました。クッキー配布先の小学校でも教師や高学年の子供たちは日中は断食をするため、ラマダン期間中は子供たちにユーグレナクッキーを自宅に持ち帰って食べてもらうことにし、保護者に対して「子供たちが1袋分のクッキーを食べるようにしてください、空袋を翌日学校に持たせてください」と事前の説明会で依頼しました。こうした成果もあり、期間中も予定通りプログラムを続けることが出来ました。

2.OBAT Helpersの打ち合わせ

OBAT Helpersの打ち合わせOBAT Helpersの打ち合わせ

OBAT Helpersは米国のNGOであり、バングラデシュにいるビハール(Bihari)人(パキスタンからの独立時に無国籍となった少数民族の難民)を支援する団体です。バングラデシュ国内に73ヵ所のビハール・キャンプがあり30万人のビハール人が居住していますが、彼らはバングラデシュ国籍を持たないため政治的なサービスを受ける事が出来ない立場に置かれています。
GENKIプログラムでは5つの学校でクッキーを配布していますが、そのうちの1つであるGENEVA Campという学校の周辺地域に住んでいるのはみなビハール難民で、同校の児童はビハール難民の子供たちです。現状は1~5年生の学生はSUROVIが支援する一方、6~8年生の学生の支援は全てOBAT Helpersから提供しております。今回GENKIプログラムをOBAT Helpersの学生に拡大するために、OBAT Helpersの方が打ち合わせに来所しました。協議の結果、8月からOBAT Helpersの児童にもクッキー配布を開始する事になりました。

3.マイメンシング医科大学病院院長の事務所訪問

当事務所で院長との打ち合わせ当事務所で院長との打ち合わせ

7月10日に、マイメンシング医科大学病院の院長が当事務所を訪問し、GENKIプログラムのクッキーを病院の患者に提供し、ユーグレナの健康効果を調査したいとの提案がありました。当病院は以前よりKala Jor (Black Fever)研究センターを設けており、東京大学とJICAとも共同研究を行っております。今回は東京大学の関係で当社のことを知ってコンタクト頂いたようで、今後先方の病院も訪問して検討を進めていく予定です。


4.その他

バングラデシュでは、小学校が5学年、中学校が5学年、高校が2学年と、大学入学まで合計12年間の教育システムになっております。GENKIプログラムはこれまで小学生(1~5年生)を対象としてきました。しかし、配布先であるSUROVI運営の学校には8年生(現地の中学3年生まで)まで通っており、前述のOBAT Helpersだけでなく学校の先生や保護者達からもリクエストがあったため、8月より6~8年生(中学1~3年生)に対しても追加でクッキー配布を開始いたします。