~バングラデシュからの「ユーグレナGENKIプログラム」レポート~


バングラデシュ事務所開設からクッキー配布開始についてのご報告

皆さまこんにちは、バングラデシュ事務所所長のモハメド・アケルザマンです。
4月1日より「ユーグレナGENKIプログラム」を開始しました。
今回はプログラムについてと、クッキー製造から配布までについてご紹介します。

「ユーグレナGENKIプログラム」とは

6枚入り1袋(約230kcal、約50g)を休日をのぞく週6日間配布しました 6枚入り1袋(約230kcal、約50g)を休日をのぞく週6日間配布しました

「ユーグレナGENKIプログラム」は、バングラデシュの子供達にミドリムシ入りクッキー(現地名「Euglena Nutrition Biscuits」)を配布するプロジェクトで、4月より開始しました。
当社とパートナー企業からの協賛金と、現地NGOなどの協力で実施しており、初年度は約2500人の小学生を対象に年間60万食の配布を予定しています。


バングラデシュ事務所開設~クッキーの試食配布について

バングラデシュ事務所は10月1日に開設しました。そこから、バングラデシュ事務所のメンバー2名で現地パートナーとの打ち合わせ、クッキー配布対象となる小学校の先生・保護者向けの説明会の実施、クッキー製造の手配などを進めました。しかし、1月はバングラデシュの選挙に向けてのハルタル(現地のゼネスト)の影響で政情的にも不安定な状況が続いた事から、開始時期を4月に変更して準備を進めました。

関係者との調整を経て、4月からのクッキー配布はSUROVIというNGOが運営する小学校5校を対象として開始することになりました。本格開始の前に、Bauniyabad D Block SUROVI小学校の約60名の3年生の子供たちを対象に、ミドリムシ入りクッキーの先行配布を実施し、11月から3月までの5か月で約7500食を配布しました。参加した現地の子供たちや両親・地域の方々からは多数の感謝の声が寄せられ、プロジェクトを進めていく上での自信と手ごたえを得る事ができました。

クッキー製造の様子

ミドリムシ入りクッキーは、60年近い歴史を誇るNabisco Biscuit & Bread Factory Ltd.というバングラデシュの老舗クッキー工場にて、日本から輸送したミドリムシ粉末を混ぜて製造しています。ミドリムシ入りクッキーのレシピは同社アドバイザーでバングラデシュ州立大学教授でもあるAnis Alam Siddiqui氏が担当しており、「美味しく仕上がった。日本でも売れるはず」と太鼓判を押す自信作です。
4月5日の見学の際には1.5トン(3万食、段ボール300箱相当)が製造され、オープニング・セレモニー開催翌日から配布を開始できるように対象のすべての小学校に届けられました。

オープニング・セレモニー

オープニング・セレモニー

4月7日、本プロジェクトのオープニング・セレモニーをダッカ市内のRussian Centre of Science and Cultureにて開催し、日本からも社長の出雲と経営戦略部長の永田が出席しました。セレモニーは約2時間に渡る2部構成のプログラムで開催されました。社長の出雲は本プロジェクトへの思いをベンガル語も交えながら語り、先行配布に参加いただいた小学校の代表者からは「このクッキーのおかげで、子供達が空腹を気にせず勉強に集中出来るようになりました」と感謝のスピーチが寄せられました。その後、出雲よりSUROVI部長のMr. Abu Taher氏に巨大クッキーを贈呈し、「ユーグレナGENKIプロジェクト」のスタートを宣言しました。

当社永田のスピーチ 当社永田のスピーチ
ゲスト・スピーチ:
Mr. Shyamal Kanti Ghosh (Director General, Directorate of Primary Education)
Mr. Zahirul Islam (Teacher of Baunuyabad D Block School)
Ms. Sumi Begum (Baunuyabad D Block School の両親代表)
Ms. Mim Akter (Baunuyabad D Block School の子供代表)
Mr. Takayuki Kawakami (First Secretary, Embassy of Japan in Bangladesh)
Mr. Mikio Hatayeda (Chief Representative, JICA Bangladesh Office)
Ms. Nahoko Sako (Deputy Representative, JETRO, Dhaka Office)
Mr. Abu Taher (Director, SUROVI)
Mr. Momtaz Bhuiyan (Chairman, New Vision Solutions Ltd.)

当社出席者スピーチ:
代表取締役 社長 出雲 充
取締役 経営戦略部長 永田 暁彦
バングラデシュ事務所 所長 モハメド・アケルザマン

セレモニー後半では、SUROVIの子供たちによる歌や踊りの文化パフォーマンスを鑑賞しました。セレモニーには、EU Assisted School Feedingの部長、NABISCO、The Dhaka University、医療機関、NewVision、SUROVI、MSS、Ekmattaの関係者等もゲストとして出席し、最終的に参加者は約200人にのぼりました。

小学校訪問とクッキー配布

セレモニー前日にはMamunur Rashid SUROVI小学校を訪問し、先生や子供達に挨拶を行いました。小学校の教室はバラック小屋で、中は薄暗く蒸し暑いのですが、子供達は目を輝かせながら勉強に励んでおり、素晴らしい合唱を聞かせてくれました。

セレモニー翌日は、社長出雲から子供たちに直接ミドリムシ入りクッキーを届けるために、Bauniyabadにある3つのSUROVI小学校を訪問しました。出雲はベンガル語で「勉強頑張ってね」と声をかけながら一人ずつクッキーを手渡しました。みんなクッキーを楽しみにしていた様子で、学校の先生たちや子供の両親達にも当社の取り組みを喜んでいただきました。

今後のクッキーの配布予定

【4月よりクッキー配布を開始した小学校】
Bauniyabad A Block SUROVI小学校(390名)
Bauniyabad D Block SUROVI小学校(339名)
Bauniyabad E Block SUROVI小学校(427名)
Mamunur Rashid SUROVI小学校(418名)
GENEVA camp SUROVI小学校(495名)

オープニング・セレモニーが無事終了し、右記の5つの小学校でクッキーの配布を開始しました(休日を除く週6日、1日1食)。今年の夏以降には更に3つの小規模小学校での配布開始を計画しており、初年度に約60万食を配布する予定です。


「ユーグレナGENKIプログラム」の進捗については、こちらで引き続きご紹介してまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。